”人間”  くまもと

今、日本が大きく変わろうとしている! 将来の子供たちに私達は、何を残すのか?私達に何が出来るのか?

経済

EU危機脱出

63ea0b9c.JPG今日の新聞では、「ユーロ圏が、危機を脱した」と報じている。

これは2010年の、ユーロ圏の実質成長率見通しが、9月判断の0,2%から今回0,8%に上方修正したためだ。

2011年度は1,2%を見込んでいるようだ。

これによりユーロ圏は今後、危機対策を段階的に縮小する事になる。

それに引き換え日本は、反対に危機対策強化を進めている

日本は、デフレ懸念に躍起のようだ。

ユーロ圏は反対にインフレ懸念をしていると言うのに。

この違いはどこにあるのだろう。

一つは対応スピードの違いだろうか。

そしてぶれない政策にある気がする。

やはり世界の先頭を走る国は違う。

今回の危機、一番被害が少ないと思っていた日本が、大打撃を受けている。

今回の打撃で、どれだけの財産が日本から流出したのだろうか。

戦後の日本は、この繰り返しだ。

一生懸命働いても、国内に貯金がたまると国外に出て行ってしまう。

今回の新政権には、その事を真剣に考えてほしいと思うのだが。

がんばれ ニッポン!!!

法人税の落ち込み

c97ba23f.jpg行政刷新会議の事業仕分けが終わり、2兆円弱の予算削減案が出され、これから本格的折衝が始まる。

今日の新聞には、厚労省の方針が載っている。

それによると、仕分け対象51事業のうち32事業については受け入れ19事業については、財務省に再協議を求める方針のようだ。

他省庁においても、これから同じ事が行われるのであろう。

気になるのは、その横にある記事だ。

税収累計21,8%減!

還付超過続く!

10月末での税収実績が12兆7254億円と、前年同期に比べ21,8%減ったとの記事だ。

当初予算の税収見込みは46兆1千億円。

同比率で推移すれば、36兆500億円となり、10兆500億円の税収未達成となる。

主因は法人税の還付金。

これが実収入を上回っているようだ。

抜本的対策が必要と思われるが、今の政権の取り組み姿勢からすると、どうなる事か。

政治は、国民に目が向いていないのではないか。

がんばれ ニッポン!!!

日本企業海外シフト

1a3a807a.jpg最近日本企業の、海外シフトの話を多くきく。

今日の新聞にも、幾つかの記事を見つけた。

*日立、英で鉄道大型受注(1400両の車両及び運行システム総額1兆円)

*川崎重工、米国向け路面電車開発

*トヨタ、中国本格進出

今日の新聞は「日本、3D不況に直面」とある。

「3D」とは、景気(デフレ)・市場(株安)・政策(民主経済政策不在)の事らしい。

これらが全て、マイナスに動いていると言う事だ。

日本企業の海外シフトからしても、うなずける話だ。

基本的には、民主党がやろうとしている事は正しいと思う。

しかし今必要な事は、先ずは景気を良くすることだ。

ここに来て民主党の、「政策(民主経済政策不在)」が特に気になる。

小沢氏は気づいていると思うのだが。

がんばれ 民主党!!!

デフレ宣言

09d12e74.jpg今日の新聞の多くは、1面に「デフレ宣言」の文字が載っている。

17日のブログに「デフレスパイラル」の事を書いたが、日銀もやっと発表した。

食品・衣類・土地、あらゆるものが値下がりしているが、一番困るのは給料だろう。

給料より前に、ボーナスの減少があるが、これはすでに多くの企業が実施している。

私たちの同業者には、すでにボーナス”0”企業があるようだ。

20年ほど前に自宅を建てた人の多くが、デフレなど予想していなかったため、ここに来て、月払い額が多くなっているのではないだろうか。

まさにダブルパンチだ。

しかしこれからどうなるのだろう。

町中では、ポツポツ、クリスマス飾りが増えてきたようだが、今年はクリスマスもパッとしないのではないだろうか。

とにかく高級品が売れないらしい。

「ユニクロ一人勝ち」といわれるのもうなずける。

我が社も、のんびりなんて出来ない。

しっかり戦略を立て、永続できる企業を目指さなければ。

皆さん頑張りましょう。

がんばれ ニッポン!!!

マイナススパイラル

951e0d1c.jpg昨日は、薄型テレビの日本企業撤退について書いたが、今日は、その関連記事について少し書いてみたい。

先週木曜日(11/12)の日経新聞に、企業のコスト削減の記事があった。

この記事を見ると、「事務用品の販売金額の落ち込み」について書かれている。

2008年4〜6月、及び、2009年4〜6月、の比較

*ボールペン  173億円 、が 、129億円に 、30%減

*ボールペ替え芯                  20%アップ

*机      141億円 、が 、 84億円に 、40%減

*コクヨ    売上高      2700億円に 、17%減

*アスククル  オフィス家具           、24%減

*Aさん 、お昼の電気が消えてしまった

*Bさん 、クリーニング代がカットされた

*Cさん 、部署での不用品の回収が始まった

当然の事と言えば当然だが、これが経済にどんな影響を及ぼすのか。

言うまでもないが、まさに経済はマイナス成長に進んでいる。

これが、今、多くの国民が不安に思う原因なのだ。

数字で表わすと、解りやすい。

もう一つ事例を、

吉野家牛丼、

3杯食べると4杯目は無料になる。

そう言えば、

たい焼きの売り上げが、急速に伸びている。

2008年、 全国売上50億円  店舗数 350店舗

2009年、全国売上300億円  店舗数1500店舗

これもスイーツ、ケーキ300円から、たい焼き150円へ

これも、このためか?

日本の経済は、間違いなくデフレスパイラルに進んでいる。

これでいいのか!

ニッポンは?

がんばれ ニッポン!!

日本企業、薄型テレビ撤退

bd21f4ef.jpg今日の日経新聞に、「日立・東芝などが薄型テレビの自社生産を縮小する」と書かれています。

主因は、薄型テレビの価格下落が激しいからだそうです。

最近、薄型テレビに限らず多くの商品が値段を下げています。

食品関係も同じような状態のようです。

値段が下がる事は、うれしい事です。

しかしあまり喜べる事ではない気がします。

この記事を見ると、来春には日本勢のテレビ生産工場はピーク時の70%になるそうです。

メーカーは、受託製造サービスへの委託や事業を縮小し、収益力を回復する戦略ですが、これで利益を得るのは大企業だけではないでしょうか。

社員や下請け等その関連部門が大きな被害を受けます。

すると購買力が、さらに落ちて益々売れなくなる事になります。

まさに悪循環ですね。

では、日本はどうしたら良いのでしょうか。

*新技術を磨く

*教育制度を充実する

*観光に力を入れる

*安全・安心な国にする

*人間力のある国民を増やす

大きく言うとこんなところに力を入れることでしょうか。

まさに武士道の精神ですね。

日本人の持つ本質的なものを磨くことですね。

皆で頑張るしかありません。

がんばれ ニッポン!!!

新エネルギーからこれからの経済を考える

abfb4f2c.gif昨夜は、熊本市内において、小水力発電に関するディスカッションがあり、参加してきました。

日本における、2007年度の発電電力量の割合は、水力7%、火力70%、原子力22%他1%となっています。

九州においては、水力7%、火力54%、原子力38%、他1%となっています。

九州分を数字で表すと

水力66,5万kw・火力513万kw・原子力361万kw・他9,1万kw・合計950万kwとなります。

上記他の1%の中に新エネルギーが含まれています。

今回は環境問題、いわゆるCO2削減については省きます。

今後、九州においてこれがどう変化するかを中心に、考えて見ます。

現在九州電力には、524万kwの原子力発電能力があり、上記数字からすると、稼働率が70%となります。

計画では、川内に新たに160万kwの原子力発電をつくる予定です。

そうなると、合計684万kwとなり、その70%の480万kwは、950万kwの50%になります。

水力発電は、現在の2倍に伸ばせる環境があるとの事で、それは130万kwになります。

これは950万kwの14%にあたります。

新エネルギーは電力品質が悪いので、シェアーは10%が限界だろうと言われています。

そうなると

水力14%(130万kw)・原子力50%(480万kw)・新エネルギー10%(95万kw)・火力26%(245万kw)となります。

もう一つ注目したいのが、燃料電池発電です。

各地域に小中規模の燃料電池発電所を建設する計画です。

現在の、石炭あるいは石油依存の火力発電がこの燃料電池発電に変わると、日本の燃料事情が大きく変わります。

それは、海底にある「メタンハイドロイド」を燃料として使う計画だからです。

今回の話は、確実なものではありません。

しかし、電力面からもこんなに大きく変わる可能性があるのです。

ちなみにそうなると、自動車は電気自動車か、燃料電池自動車になるでしょう。

そうなると日本の製造工場は半分に減るかもしれません。

がんばれ ニッポン!!!

中国シェアー

ed46c7f5.jpg今日の新聞に、中国での携帯電話会社最大手の契約が5億人を突破したことが書かれている。

これは、他業者の契約分を含めると、中国人の10億人近い人が契約をしている事になるのではないだろうか。

やはり中国は、途方も無い国だ。

今世界の経済は、ブラジル・ロシア・インド・中国、いわゆるBRICsで決まると言われている。

まさに、世界の景気はこの4カ国に委ねられていると言っても過言ではないだろう。

問題は、彼らの倫理観だ。

日本の武道の言葉に「心技一体」と言う言葉がある。

特に環境問題などは、心の部分に依存するところが大きい。

その意味では、日本・アメリカは発展途上国といえるのではないだろうか。

しかしここに来て日本は、民主党の政策により一歩先んずることが出来そうだ。

色んな問題はあろうが、その意味では歓迎したい。

これからが本番だ。

このBRIKsには「心技一体」を肝に命じ、しっかり付いてきてもらいたい。

がんばれ BRICs!!!

バイオ燃料

バイオ燃料
c8a998fb.jpg2008・02・06日経15面

バイオ燃料製造が日本でも本格化してきた。

今回ビール大手が、廃棄物・食用外植物でバイオ燃料を作るもの。

1トンの芋類と0,4トンのおからから350リットルのエタノールが出来るらしい。

製造コストが1リッター当たり100円程度かかるようだが、これを40円ほどにする計画らしい。

日本の技術を応援したい。

がんばれ ニッポン!!!

政府を効率化

国会議事堂
b0640155.JPG2008・01・14日経3面

大田経済財政担当相の考え

政府を効率化


ー北欧の小国は税金や保険料が高負担でも経済に活力がありますー

「人口規模が違うので単純には比べられないが、スウェーデンやフィンランド、また英国も生産性を高めるために規制改革や労働市場の改革をきっちりやっている」

「これらの国の負担の高さに目が向きがちだが、学ぶべきは歳出の効率性の高さだ。年金や医療制度を担うのは公か個人かという選択は別にして、政府部門を通じた所得の再配分に無駄がないか、人口小国は監視や評価をしやすい。政府部門をできるだけ効率化し、民間が存分に力を発揮できる環境を整える。つまり官も民も人材と資金を無駄に使わない。この努力こそを見習わなければならない」

国も企業もわかっていることがなぜ出来ない?

本気になっていないからだ。

本気とは自分の事を考える事ではない。

「志・大志」がある人間が指導者にならなければ、良い国・良い企業は生まれない。

がんばれ ニッポン!!!
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