養殖
60651456.jpg2007・08・31日経27面

ブランド養殖魚事業が、「付加価値を高めるためのコスト増加が価格に反映されない」という問題に直面しているようだ。

養殖が事業として成り立たなくなると、養殖技術が発展せず、将来日本の食生活に影響を与える事になる。

日本においての養殖魚事業は、今後特に育てなくてはいけない国家政策の一つだ。

食の3要素は「安全で、安くて、美味しい」だろう。

その意味でも養殖魚は3要素を満たすための管理がしやすい。

養殖魚に対して私たち消費者が特に問題とする点は、やはり「安全」だろう。

エサに対する安全性、ホルモン剤に対する不安、病気に対する薬品問題、そして海の汚染など不安要素は多い。

特に海水汚染は今後深刻なものとなるだろう。

生産者はまずこの不安要素を取り除く事に、組織を挙げて取り組む事だろう。

消費者が安心して食べる事が出来る食品を作れば、必ず売れる。

それまで行政は手助けすることが必要だ。

がんばれ ニッポン!!!