”人間”  くまもと

今、日本が大きく変わろうとしている! 将来の子供たちに私達は、何を残すのか?私達に何が出来るのか?

科学

再生医療

再生医療
291db4ab.jpg2007・11・21日経1・3面

再生医療の分野が大きく進もうとしている。

京都大学が人の皮膚細胞から、新型の「万能細胞」を作ることに始めて成功したらしい。

この細胞は「iPS細胞」と言われるもので、人間の皮膚細胞を培養し、神経・筋肉・肝臓・骨・すい臓など約10種類の細胞に成長したらしい。

この分野は現在「胚性幹細胞(ES細胞)」・「クローンES細胞」などを使って研究が進められているが、この「iPS細胞」を使った方法が現時点では一番可能性が高いようだ。

私たちが生きている間に、自分の皮膚で心臓を再生し、弱ったものと取り替える時代が来るかもしれない。

がんばれ 研究者!!!

人口網膜

人口網膜
efb7edff.jpg2007・09・07日経15面

人口網膜の研究が進んでいる。

今回の記事は人口網膜を局面に作成する技術を報告したもの。

成功すれば眼底局面に埋め込み、脳へ視覚信号として送る事が出来る。

サイボーグの世界は既に始まっている。

がんばれ 技術者!!!

雑草から燃料

バイオブタノール燃料
2e13a97f.jpg2007・08・14日経1面

RITEが雑草・木くず・稲わらからディーゼル燃料を作る技術を開発したらしい。

この技術、遺伝子組み換え微生物を利用し、「バイオブタノール」を作るもの。

ガソリン車用では既に「バイオエタノール燃料が」市場に出回っているが、ディーゼル車用として3年後には「バイオブタノール燃料」が出回るようだ。

遺伝子組み換え微生物を利用するところが少し気になるが、この技術は世界初らしい。

日本の技術はこんなところでも進んでいる。

がんばれ ニッポン!!!

害虫駆除新手法

コナガサムライコマユバチ
153c94fe.jpg2007・08・08日経13面

丸紅・京大が害虫のコナガ駆除で新手法を開発したようだ。

アブラナ科植物をエサにするコナガの幼虫(イモムシ)に、コナガサムライコマユバチが卵を産みつけ、卵からかえったハチの幼虫がイモムシを食べる事に着目。

この植物がコナガの食害を受けた際に、ハチに対して特殊な誘引物質を放出する事を発見したらしい。

この物質を人工的に作り出し、ビニールハウス内にぶら下げる商品(ハチクール)を開発、併せてハチが活発に動くようにエサ(ハチゲンキ)も開発したらしい。

これによりコナガ駆除効果が8倍にアップし、農薬の散布量を大幅に減らす事が出来るらしい。

研究者の努力とは大変なものだ。

がんばれ 人間!!!

環境問題

ヒメイタビ
28c25d98.jpg2007・08・03日経13面

環境問題の研究が進んでいる。

広島大学と日本原子力研究開発機構は、二酸化窒素の浄化能力が高い新種の植物を開発した。

「ヒメイタビ」と呼ぶつる性植物の能力を1,8倍ほどに高めたもので、遺伝子組み換え技術を使っていないところに意味がある。

今後道路沿いの緑化などに利用される常緑樹となるだろう。


もう一つ、こちらは神戸大学の研究だが、とうもろこしや稲の葉や茎で、従来の2倍のエタノールを作る技術が開発されたようだ。

現在アメリカなどでは、食料としてのとうもろこしを、エタノール原料に生産変更しているため、食料の高騰が続いている。

今回の研究はこの問題を、少しでも解決してくれるかもしれない。

どちらにしても環境問題は待ったなし。

がんばれ 地球!!!

生体認証装置

生体認証装置
b2f29957.jpg2007・08・02日経9面

富士通が「手のひら静脈」で個人を識別する生体認証装置で独シーメンスと提携するらしいい。

生体認証装置の種類には「手のひら静脈」「指静脈」「顔」「指紋」「虹彩」などの種類があるようだが、この分野は日本が先行しているようだ。

今後この分野は拡大すると思われるが、不正は巧妙化し、いたちごっこになるのではないか。

結局は人間の倫理観の問題か。

少し寂しい気もするが。

がんばれ 人間!!!

核融合発電

核融合発電
f2fb445b.jpg2007・07・27日経15面

今回の新潟県柏崎市における地震は、原子力発電に対し、大きな問題点を提起した。

しかし現時点では総合的に考えても、原子力発電は推進すべきと思われる。

今後安全に向けての、更なる技術とシステムの確立が重要だと思われる。

技術と言えば、現在日米欧など7ヶ国が参加する「国際熱核融合実験炉計画」が今秋本格的に始動するようだ。

核融合発電は莫大なエネルギーを生み出せるほか、CO2排出量も少なく、原子力発電より安全性に優れている。

自ら放射性物質を出さないところが良い。

核融合発電は、燃料の重水素と3重水素を1億度以上のプラズマ状態で閉じ込め、高速で衝突させ、エネルギーを得るものだ。

現在では、外部からの加熱エネルギーとほぼ同じ出力が得られるレベルらしいが、これを5倍以上で定常運転し、更に10倍で400秒運転を目指すらしい。

この核融合発電が実用化されれば、安全で安心なエネルギーを永続的に供給できる事になる。

早期の技術確立が望まれる。

がんばれ 技術者!!!

後発医薬品(ジェネリック医薬品)

ジェネリック医薬品
dbbd3e38.jpg2007・06・10日経10面

ジェネリック医薬品が少しづつ話題に上がるようになってきた。

確かに安い。

病院で診察の後、こちらからお願いすると、出してくれるようになってきた。

しかし、指定薬局にないこともある。

この前、相談して薬局も変更してもらった。

薬の種類によっては、不安なものもあるようだ。

慎重に、そして出来るだけ普及してほしいものだ。

がんばれ ジェネリック企業!!!

地球温暖化

温暖化ガス
b3b69a85.jpg2007・06・03日経2・3・21面

6月6日からドイツでサミットが開かれる。

今回の最重要テーマは「温暖化対策」らしい。

京都議定書後の温暖化ガス削減に向けての枠組みづくりで、数値目標を掲げる事が出来るかが、大きな課題だろう。

数値目標に消極的な国が、ロシア・中国・アメリカとされる。

大国三国が反対すれば、今回のサミットは、成果が期待できない。

来年のサミットは日本だが、そのことも踏まえ今回の日本の役割は大きい。

話は少し変わるが、RITEが植物プランクトンを増やしCO2を吸収させる実験に成功したらしい。

これは海底にブロックを沈め、発生した上昇流に海底の栄養分を乗せ、海面でプランクトンを増やし、CO2を吸収させるもの。

実験では、ブロック設置で発生したCO2は、1〜4年で吸収してしまうので、その後は削減につながるらしい。

別の記事では、温暖化による海面上昇で、東京・名古屋・大阪の三大都市圏だけで、最大1千万人が水没の危険にさらされるとある。

温暖化は待ったなし。

がんばれ 地球人!!!

エチゼンクラゲ

エチゼンクラゲ
8cacca45.jpg2007・06・02日経38面

理化学研究所が「エチゼンクラゲ」から有用な物質を取り出すことに成功したらしい。

「ムチン」と呼ばれるたんぱく質らしいが、抗菌・洗浄・保湿作用があるらしい。

この「エチゼンクラゲ」海の厄介者として、漁業者から嫌われていた。

「ムチン」が、化粧品・胃腸薬の原料として利用できれば、厄介者から有用生物になるかも。

この記事が、漁業者の朗報となってほしいものだ。

がんばれ 漁業!!!
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