
先ほど書いた「ヒラメ」釣りは、島原まで行きます。
この日、雲仙岳の頂上には雲がかかっていました。
皆さん!
思い出しませんか?
「雲仙岳」の主峰「普賢岳」の噴火を。
「普賢岳」による地震、噴火は1990年〜1995年の約5年間続きました。
この災害の特徴は「火砕流」でした。
特に大規模被害をもたらしたのが1991年6月に発生した火砕流で、報道関係者、火山学者、消防団員、タクシー運転手、警察官、職員、住民などで、死者行方不明者43名を出す惨事となりました。
当時「普賢岳」が主峰で1359mほど、この爆発で「平成新山」が出来ました。
この山の高さは1483mあるそうです。
100m以上高くなったのですね。
ところで、熊本には「島原大変肥後迷惑」と言う言葉があります。
これは1792年5月の雲仙岳の山体崩壊と、それにより発生した30〜50mの津波被害の事です。
これにより、長崎・熊本で2万名ほどの人が亡くなったようです。
去年の東日本大震災とは比較できないかもしれませんが、1000年に一度の大惨事と言いますが、熊本でも200年前にこんな大きな津波があったのですね。