
交通権学会に参加してきました。
今月12日に九州新幹線が全線開通し、これを機会に新玉名駅に於ける新幹線利用が、熊本北地区にもたらす影響について議論しました。
内容を聞く限り、大きな効果は望めないようです。
この新玉名駅は、市街地から離れた田んぼの中に出来ています。
現在、在来線及びバス等のアクセス整備が十分ではなく、今後に大きな課題を残しているように感じました。
しかしそんな事ばかり言っていても仕方ありません。
中国等アジアのお客様、関西圏のお客様、特定の趣味を持っているお客様、そして通勤通学されるお客様、彼らをターゲットに計画を進める必要があります。
その為には、例えば「歴史探訪」「ハイキング等健康に関する企画」「農産物を活用したツアー」等多くのアイデアーを出す必要がありそうです。
地域の人達が一体となり、活性化に向けて取り組む必要があります。
幸いにもこの地域は多くの史跡や農産物や良い温泉もあります。
これらを有効に活用する事が重要でしょう。
地域の人達の活躍に期待したいです。
追記
この交通権学会は、公共性のある交通手段を国民に公平に活用してもらうことを考えている会です。