
今日の日経新聞に「米の価格差縮小」の記事がある。
これを見ると、2006年に国産米と輸入米との間には1,7倍(1kg当たり国産250円、輸入150円)の価格差があったが、2010年には1,3倍(国産210円、輸入170円)となっている。
日本の農産物は、徐々に国際競争に勝てる商品になりつつある。
良いことだ。
最近「TPP」が大きな問題になりつつあるが、この問題も避けては通れない問題だ。
今の日本の政治には大きな問題があると思う。
例えば、「TPP」を受け入れる前に私達が考えなければならない問題がある。
それは「国家の方向性」だ。
日本は、どの方向に向かうのか。
その事をしっかりと国民に示してほしい。
その議論をしっかりやってほしい。
その上で「TPP」のような国際問題は考えてほしい。
そうすれば自ずと正しい答えが出るのではないだろうか。
私は、たとえ中国産の米が国産の半分の値段でも国産米を食べたい。
私は、たとえアメリカ産の牛肉が2/3の値段でも国産牛を食べたい。
安全、安心は日本の財産だ。
日本はこの事をしっかり守っていく事が需要だ。
技術は、すべてに通じる。
技術の価値をしっかりアピールする事も大事だ。