
先日東京出張の事を書来ましたが、今日はその時議論された「中小企業憲章」についての事を書きます。
この7年間私達は「中小企業憲章」制定運動を続けて来ました。
それが今年6月、やっと「閣議決定」され日の目を見ることになりました。
閣議決定された「政府の中小企業憲章」と、私達が作った「中同協の中小企業憲章」はだいぶ違いますが、私達は出来たことを喜んでいます。
これにより、政府の行う「中小企業施策」は、これから大きく変わるでしょう。
先日の会議では、中小企業庁の方に報告をいただきました。
行政の方と私達の考えには違いがあります。
大きく言うと「政府の中小企業憲章」は、国が進める約束事、「中同協の中小企業憲章」は、私達国民が進める約束事だと感じました。
今回の報告で先ず出てきたのが、「最低賃金」についてです。
国は「最低賃金」をアップしその差額を国が負担する考えのようです。
良いことだと思います。
しかし「政府の中小企業憲章」に沿って行う中小企業施策では、本当の施策になりません。
あくまでも施策は、将来的に中小企業が自立出来る為の施策が必要です。
その為には、「中同協の中小企業憲章」に沿った施策が必要だと思うのですが?
ともあれ今後私達は、中小企業憲章に沿って熊本の各自治体へ「中小企業振興基本条例」の制定を呼びかけていきます。
今後も皆さんよろしくお願いします。
頑張れ ニッポン!!!