
今回の参院選は、事前に話題が多かったせいか、意外と関心のある人が多いように感じます。
しかし問題は、政治に対して「諦めムード」の人が増えたことでしょう。
今まで「無関心層」が多い事が問題となっていました。
当然、今でも無関心層は多いのですが、それより「政治に対する失望感」を感じる人が増えたことの方が問題です。
それは、民主党に対する期待が大きかったがゆえの期待はずれ感なのでしょう。
長い自民党政権に閉口していた多くの人々は、「民主党が何かしてくれる」と思っていました。
しかしその期待は、時間と共に徐々に失望感に変わっていったのです。
鳩山政権は、自分たちも「出来ない」とわかっていたマニフェストを掲げてしまいました。
「上げた拳をどこで下ろすのか」、終始その事だけに力を傾けたのです。
今回の新内閣で、一挙にその拳を下ろそうとしています。
まさに理想主義から現実主義への変化です。
この変化は、ある意味正しいと思います。
しかしあまりにも変わりすぎます。
国民はついて行けません。
今の政権の弱点は、「国民のこころ」を知らなさすぎることでしょう。
もう後がありません!
本気で政治をしてください!
国民の為の政治をしてください!
がんばれ 民主党!!!