なすがまま
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市場原理主義

今、格差社会がどんどん進んでいると、多くの人達が思っている思う。

ではこの格差とは何なのだろうか。

格差には、名誉・地位・経済・教育等あらゆる面があると考えられる。

名誉の格差は「他人から認められるか認められないか」

地位の格差は「役職が上か下か」

経済の格差は「お金を持っているか持っていないか」

教育の格差は「頭が良いか悪いか」

こんな所か。

ここで共通している事は、「他人との比較」。

では「比較」が意味する所は。

ちょっと違う視点で考えてみると、「他人との比較は、役割の明確化にある」。

集団生活をする生物にはリーダーが必要、そのリーダーを育てるために名誉は必要だ。

名誉をもらったものは「リーダーとして仕事をする義務がある」。

役職は集団生活の役割分担。

上の役職をもらったものは「役割を果たす義務がある」。

お金は集団生活の潤滑油。

お金を持っているものは「集団が存続するためにお金をまわす義務がある。

頭のいいものは「集団を導く義務がある」。

人にはすべて役割がある。

皆がその役割をしっかり果たす義務がある。

今の市場原理主義には大きな欠点がある。

それはこの主義には、「市場が無制限に拡大する」と言う条件が含まれる事と、先に述べた「皆が役割を果たす義務がある」ことを忘れていることだ。

「市場が無限に拡大出来ない事実が判明した時点」、また「皆が役割を果たす義務を放棄した時点」で、この主義は見直す必要がある。

私達はこの事を早く理解する必要がある。

がんばれ にんげん!!!