核融合発電
f2fb445b.jpg2007・07・27日経15面

今回の新潟県柏崎市における地震は、原子力発電に対し、大きな問題点を提起した。

しかし現時点では総合的に考えても、原子力発電は推進すべきと思われる。

今後安全に向けての、更なる技術とシステムの確立が重要だと思われる。

技術と言えば、現在日米欧など7ヶ国が参加する「国際熱核融合実験炉計画」が今秋本格的に始動するようだ。

核融合発電は莫大なエネルギーを生み出せるほか、CO2排出量も少なく、原子力発電より安全性に優れている。

自ら放射性物質を出さないところが良い。

核融合発電は、燃料の重水素と3重水素を1億度以上のプラズマ状態で閉じ込め、高速で衝突させ、エネルギーを得るものだ。

現在では、外部からの加熱エネルギーとほぼ同じ出力が得られるレベルらしいが、これを5倍以上で定常運転し、更に10倍で400秒運転を目指すらしい。

この核融合発電が実用化されれば、安全で安心なエネルギーを永続的に供給できる事になる。

早期の技術確立が望まれる。

がんばれ 技術者!!!