年金
845ba80f.jpg2007・07・11日経1面

天引きされた年金保険料が未納となっている問題で、年金を支給できるための特例法が提出されるようだ。

これは、企業が従業員から天引きした保険料を、払い忘れや横領で未納としている問題だ。

私は少しビックリしている。

この件には大きな問題が2つある。

1)経営者の社会的責任

2)社会保険庁の管理責任

1)については、企業倫理の問題であり、同じ経営者として恥ずかしい限りだが、少なくても我々はこのようなことをしないように肝に銘ずるべきだ。

2)については、何でこんな状態を放置していたのか疑問が残る。
又時効が2年とあるが、あまりにも短すぎる気がする。
こんなとこにも企業を大事にし、労働者を軽視した行政施政が感じられる。

今回の特例法案では、現在存在しない企業に対しても旧取締役責任を明確にする事が盛り込まれるようだが、我々も企業人として当然の責任を果す事が大事ではないだろうか。

又社会保険庁の管理責任及び権限も明確にし、しっかりと監視してほしいものだ。

国民を大事にしない国は、存続できない。

がんばれ ニッポン!!!