核ミサイル
8e7b43de.jpg2007・02・14日経1・3面

6カ国協議の合意文書が採択された。



*初期段階(60日以内)

・北朝鮮

 寧辺の核施設放棄を目的に、稼動を停止・封印する

 国際原子力機関(IAEA)の監視・検証受け入れ

・5カ国

 5万トンの重油相当エネルギー支援開始

・30日以内に5作業部会の設置及び初会合を開く

 朝鮮半島非核化作業部会

 米朝国交正常化作業部会

  正常化の措置をとるための2国間協議

  テロ支援国家指定の解除作業開始

  敵国通商法の適用終了作業着手協議開始

 日朝国交正常化作業部会

  正常化の措置をとるための2国間協議

  拉致問題協議

  支援負担については日本を除く4カ国が公平負担とし、懸案進展により
  日本も参加

 経済・エネルギー協力作業部会

 北東アジアの平和・安全メカニズム作業部会

・3月19日の6カ国協議開催

*次の段階

・全ての核計画の申告

・再処理工場を含む全ての各施設の無能力化

・95万トンの重油相当エネルギー支援開始

・6カ国閣僚会議開催

日本は拉致問題が6カ国協議の枠組みに入れられ、立場が4カ国に理解されたとの立場。

新たな核開発には一定の歯止めを掛けられそうだが、既存の核への対応は先送り。

北朝鮮は既に6〜8個の核兵器を持っているとされ、核危機をいつでも演出できる。

合意文書の内容は、「終わりの始まりに過ぎない」とヒル次官補は評する。

5カ国と北朝鮮の解釈には違いがあり、これから本当の協議が始まる。

がんばれ 6カ国協議!!!