市場原理主義
2ea2cc14.jpg知人から面白いレポートを頂いた。

気になる文面があったので記す。

1)我々が、資源配分上依存できるのは、市場化による規律しかない。

2)市場メカニズムの貫徹と深化は、必然的な現象である。
  もはや、誰もこの流れから逃れる事は出来ない。
  私達は、市場と向かい合って生きていかなければならない。

3)保護者の殻を脱ぎ捨て、自立した責任ある日本人と日本を形成する事が規制緩和の最終
  的目的であり、これが実現して消費者と生産者の自己責任が確立してはじめて、経済
  構造・経済制度も真に競争対応の活力ある構造へと変化していく。

4)社会の成功者を妬むという、人間の陥りやすい嫉妬に正義感を与える事で共産主義やナチ
  ズムは成り立っています。
  しかし、嫉妬にいったん正義を与えると、社会の発展は止まり統制経済に陥ります。
  ですから私達はこの嫉妬に正義感を与える事をやめて、強欲と気まぐれと怠惰に寛容にな
  らなければならない。

市場原理主義の中で起こりうる発想か?

この発想の内には、弱者の保護がない。

市場原理主義の内には、5%の勝者と95%の敗者を作る事がインプットされている。

もう少し人間らしさが欲しいと思うのだが。

がんばれ 95%!!!