セメント工場
017ed02f.jpg2006・4・13日経27ページ
廃棄物利用で、コスト削減
 *おもしろい*
廃棄物利用で「環境」「経済性」の両立を目指すセメント業界。

主原料の石灰石に、雑多な廃棄物を混ぜ込むセメント。
・セメント1トンを生産するのに使う廃棄物の重量が、2004年で401kg。
・経済産業省の努力目標を、6年前倒しで達成。

大分県津久見市の太平洋セメント、セメント原料となる焼却灰を、遠隔地自治体から受け入れる。
・焼却灰処理能力、年間8万トン計画。


取り組みの発端は、コスト削減。

廃棄物処理費用受け取りと、原料及び燃料調達の一挙三得。

現在のセメント業界は、廃棄物処理なくして、事業は成り立たない。

5千万トンと推定されるアスベスト含有建材、セメント業界の浮沈に影響するか?

鉄鋼業界2005年、廃プラ・廃タイヤを石炭代わりに46万トン使用。

これら環境関連技術、先進各国が取り組む循環型社会への移行に、どれだけ貢献できるか。

京都議定書の削減義務履行に、どれだけ貢献できるか。

がんばれ 素材産業!!!