原生林
339ad1ae.jpg2006・2・28日経37ページ
涵養林育成への取り組み
 *将来への財産*
阿蘇周辺で、地下水涵養への取り組みが活発になってきた。

大津町・菊陽町・熊本市などが涵養事業に取り組む中、企業の取り組みも活発になってきた。

サントリー ・南阿蘇外輪山102ヘクタール整備60年計画。

NEC九州 ・大津町原野4ヘクタールに12000本の植林10年計画。

ホンダ   ・大津町3ヘクタール、阿蘇市5ヘクタールに25000本の植林。

ソニー   ・菊陽町その周辺の休耕田に水張り。

東京エレク ・西原村原野1ヘクタール3000本の植樹10年計画。

富士通労組 ・西原村原野1,5ヘクタールに3000本の植樹5年計画。

南九州コカ ・阿蘇市山林11ヘクタールに8000本の植林4年計画。

熊本都市圏は、上水すべてを地下水で賄っている。

私も熊本に来て30年、当時は八景水谷公園も、地下水で溢れていた。
画図湖も、子供達が飛込みをして遊んでいた。
今は無残な状態だ。

水を守る事は、人を育てる事と同じように、時間のかかる仕事だ。

うちの父もそうだが、林業で木を育てる人は、育てる事に心血を注ぎ、収穫は子供達に任せる。
だからこの職業の人には、優しい人が多い。

漁業の人は、収穫しかしないため、気の荒い人が多い。

少し極端かな?

何はともあれ当社も、今年4月2日に西原の原野1ヘクタールに1800本の広葉樹を植林する。
この土地は、大津町から借りたものだ。

当社はこれから10年間、1800本の木を守るため、下草刈を続けていかなければならない。
息の長い取り組みだ。
10年間は、会社を潰せない。

がんばれ 九州電設の社員!!!