”人間”  くまもと

今、日本が大きく変わろうとしている! 将来の子供たちに私達は、何を残すのか?私達に何が出来るのか?

2010年11月

朝鮮半島情勢

higasiajia





昨朝の報道でも分かるように「朝鮮半島情勢」は、かつて無い緊張状態にあります。

それもそのはず改めて言う事ではありませんが、先週(11月23日)北朝鮮が韓国に陸上攻撃を加えたからです。

これは1953年7月の朝鮮戦争休戦後初めての出来事です。

ここで朝鮮戦争について少し整理してみます。

朝鮮戦争は1950年6月から1953年7月の間、成立したばかりの大韓民国(韓国)と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の間で、朝鮮半島の主権を巡って、北朝鮮が軍事境界線を越えて侵攻したことによって勃発した国際紛争です。

現在休戦になっていますが、平和条約は結ばれないまま、開戦前同様緊張状態は続いており、南北二国に分断された状態のままとなっています。

これまでも幾度となく、北朝鮮側による領空・領海侵犯を原因とした武力衝突が発生していました。

そもそも朝鮮戦争は、1945年8月8日ソビエト連邦が日本に宣戦布告し、朝鮮半島東北部に侵攻したことから始まります。

1945年8月14日、北緯38度線で朝鮮を分割し、日本軍を分割武装解除することを内容とする「一般命令第一号」を、トルーマン米大統領がソビエト連邦に通告、ソビエト連邦も命令内容に同意した事で朝鮮は南北に分断されました。

この時代における「北朝鮮」はソビエト連邦軍政下の朝鮮地域を、「南朝鮮」はアメリカ軍政下の朝鮮地域を意味する言葉として用いられていました。

1948年米ソ両国が、南北にそれぞれ自国の傀儡政権を立て、8月15日に「大韓民国」(韓国)、9月9日に北側で「朝鮮民主主義人民共和国」(北朝鮮)が樹立宣言しました。

1950年6月25日北朝鮮の朝鮮人民軍が北緯38度線を南侵することで朝鮮戦争が勃発しました。

1953年7月27日板門店で停戦協定が調印され、現在の軍事境界線が敷かれたのです。

今回の海域は、この時決めた韓国境界内の出来事ですが、北朝鮮は自国境界内(自国一人で主張する境界)と主張しているのです。

以上が大まかな経緯です。

ここで本題に帰ります。

今回の報道を見て多くの日本人がヤキモキしていることは、日本政府の対応でしょう。

ここでおもしろい記事を紹介します。

「天木直人のメールマガジン」なぜ日本は北朝鮮の事がわからないのか。

 田母神元航空幕僚長が、その著書「田母神国軍」(産経新聞出版)の中で次の
ように見事に答えてくれている。

 「・・・日本をまだまだ活用したいアメリカは、情報においてもまだ日本を
コントロールしておきたいと考えています。我が国は・・・情報をとる体制を
逐次整備していますが、それでも、すべてを自前でまかなえるまでにはなりません。
アメリカが許さないからです・・・アメリカは、北朝鮮によるミサイルの脅威を煽る
ことで、日本のミサイル防衛体制を強化させたいと考えています・・・これには
狙いが二つあって、一つは・・・アメリカに頼るしかないので自然と対米依存が
高まるこということ、もう一つは、アメリカの軍需産業が儲かるということです・・・」

私達はもっと自国を知る必要があります。

その為には自立を進める必要があります。

日本は、スイスのように「永世中立国」を目指す必要があるのではないでしょうか。

永世中立国とは、「世界すべての国と戦争をしませんと宣言し、すべての国に認めてもらうこと」です。

アメリカ視察 No24(観光 その6)

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ブルー ノート

アメリカの音楽と言えばジャズ、ここには「ブルー ノート」を始め多くのジャズクラブがひしめいている。

ブルー ノートは全世界に展開するジャズクラブチェーンである。

日本では、東京にもあるらしいが、今回最後の夜はこの店で夕食を取ることとなった。

有名な店らしいが、何せ狭い。

もっと余裕を持って椅子をセットしなければ、ジャズはおもしろくない。

音楽を聴き、バーボンをロックで飲み、体を動かすからジャズは良い感じになる。

そんな事を思うのだが?

ともあれ今夜はアメリカ最後の夜!

明日は日本に帰る。

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アメリカ視察 No23(観光 その5)

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アメリカ自然史博物館

アメリカ自然史博物館は、ニューヨーク市ウエストサイド にある科学博物館。

動植物、鉱物など自然科学・博物学に関わる多数の標本・資料を所蔵・公開している。

アロサウルス から我が子を守ろうとして後ろ足で立つバロサウルス の骨格

この博物館には、世界的に有名なアロサウルス から我が子を守ろうとして後ろ足で立つバロサウルスなどの恐竜群やマンモスの骨格、アフリカ・アジア・北アメリカにおける哺乳類のジオラマや、シロナガスクジラの実物大模型や、北西海岸部のインディアン民族であるハイダ族が作成した64フィート長の彩色彫刻戦闘用カヌーや、世界最大のブルーサファイアである「スター・オブ・インディア」などが展示されている。

本博物館は、人類学上の収集でも傑出しており、アジアの人々のホール、太平洋の人々のホール、アフリカにおけるヒトのホール、アメリカ・インディアン由来の収集物、そしてメキシコ及び中央アメリカからの収集物などが沢山展示されている。

中でもティラノサウルスやアローサウルスなど恐竜の化石標本は多く展示され、私達の興味をそそる。

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ティラノサウルス

アメリカ視察 No22(観光 その4)

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メトロポリタン美術館

の設立構想は、1866年、パリで7月4日のアメリカ独立記念日を祝うために集まったアメリカ人たちの会合の席で提案された。

この美術館は、絵画・彫刻・写真・工芸品ほか家具・楽器・装飾品など300万点の美術品を所蔵した、世界最大級の美術館である。

メトロポリタンの特色は、そのコレクションの幅がきわめて広く、あらゆる時代、地域、文明、技法による作品を収集していることにある。

又入館料が美術館側の「希望額」として表示されているのも名物で、懐事情の苦しそうな美大生だと少々欠けても大目に見てくれたり、いかにも裕福そうな紳士淑女には気前の良さを期待していることが言外にほのめかされたりする。

私達もその気になり無料で入ろうとしたら、きっちり料金を取られた。

決して裕福そうな格好はしていなかったのだが?

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(ゴーギャン)

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(ゴッホ)

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(ロダン)

アメリカ視察 No21(観光 その3)

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9・11

アメリカ同時多発テロ事件は、2001年9月11日にアメリカ合衆国で発生した航空機を使った4つのテロ事件の呼称である。

その後、アメリカはアフガニスタン紛争、イラク戦争を行うことになる。

この事件でニューヨークにある世界貿易センタービル・ツインタワーには2機の旅客機が突入し炎上した。

本来このツインタワーは、旅客機が衝突しても壊れない設計となっていた。

しかしその後の火災によりすべてが崩壊することとなる。

この事件で2749名の尊い命が失われ、以降、世界貿易センタービル跡地は「グラウンド・ゼロ(爆心地)」と呼ばれている。

現在この跡地は再開発が進んでいる。

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自由の女神

自由の女神像は、ニューヨーク港内、リバティ島にあり、アメリカ合衆国の自由と民主主義の象徴である。

この女神像はアメリカ合衆国の独立100周年を記念して、独立運動を支援したフランス人民の募金によって贈呈された。

1984年にはユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。

アメリカ視察 No20(観光 その2)

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ブロードウェイ

「ブロードウェイ」は、アメリカニューヨーク市マンハッタンを南北にはしる目抜き通りの名称であが、その周辺に劇場街が広がっているため、「ブロードウェイ」という単語は「ミュージカル」の代名詞ともなっている。

それにしても、劇場の多さには驚かされる。この一体には40軒ほどの劇場がひしめく。

今回はその一つである、パレス・パートナー(Palace Theatre)で「ウエストサイド・ストーリー」を観戦してきた。

劇場の豪華さに驚かされるが、観客の多さにも驚く。いつも満員らしい。

「ウエストサイド・ストーリー」は私達より年配の方々には絶大な人気がある。

ストーリーを資料で紹介する。

「ニューヨークのウエスト・サイド。今日も「アメリカ人」の少年ギャング団「ジェッツ」と、新参のプエルトリコ系の少年ギャング団「シャークス」が縄張り争いをし、警官の笛で中断する。

ジェッツのリーダーであるリフは、シャークスとの関係をはっきりさせるために決闘を思い立ち、夜に中立地帯である体育館で行われるダンスパーティーで、シャークスのリーダー ベルナルドに決闘の申し込みをすることにする。一方、リフの相棒トニーは、何か素晴らしいことが起こる予感に夢中になり、ジェッツに興味を失っていたものの、リフにせがまれてパーティーへ行くことに。

ダンスパーティーはジェッツとシャークスのダンス合戦へ。その渦の中に現れたトニーはベルナルドの妹マリアと出会い、2人は瞬く間に恋に陥る。

決闘について話し合うべく、ドラッグストアでシャークスを待つジェッツ。シャークスが現れ、両者が武器使用について揉めている最中、入ってきたトニーの提案で一対一の素手の勝負と決定する。しかし、後にマリアの働くブライダルショップで、彼女はトニーに「素手であろうと争うのはよくない」と、決闘の場へ行ってやめさせるよう約束させ、それから2人は結婚式の真似事をしてお互いの愛を再確認する。

高速道路の高架下で決闘が始まる。遅れて現れたトニーは決闘をやめさせようとするがうまくいかず、ベルナルドのトニーへの嘲笑に逆上したリフが手を上げ、ベルナルドとリフはナイフを持ち出して争い出す。リフはベルナルドを追い詰めるが、止めに入ろうとしたトニーに気を取られた一瞬の隙に、ベルナルドがリフを刺し、トニーもリフのナイフでベルナルドを刺してしまう。そうしてそのまま乱闘となるが、警察の笛、続くサイレン音に少年たちは殺された2人とトニーを残して散り、最後にはトニーも逃げ去ってしまった。

恋に胸躍らせるマリアへ知らされる恐ろしい決闘の結末と、すれ違う真実。運命に翻弄される若い恋人たちの愛の結末はいかに? 」

と言うことらしい。

私のように英語のからきし駄目な人間には良く理解出来ないが、雰囲気は味わえる。

時間があれば一度ご観覧あれ。

アメリカ視察 No19(観光 その1)

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国際連合本部は、アメリカ合衆国のニューヨーク・マンハッタンにある。

ビル前の広場には国際連合の全ての加盟国の国旗が掲げられている。

最初の加盟国は51か国であったが、2010年現在、加盟国数は192か国となっている。

国際連合は、第二次世界大戦を防ぐことができなかった国際連盟の反省をふまえ、アメリカ、イギリス、ソビエト連邦、中国(中華民国)などの連合国 が中心となって1945年にサンフランシスコ会議で国連憲章が署名され、10月に発足した。

国連の目的は、1)国際平和・安全の維持 2)諸国間の友好関係の発展 3)経済的・社会的・文化的・人道的な国際問題の解決のため、および人権・基本的自由の助長のための国際協力 の三つである。

国連の主要機関として、・総会、・安全保障理事会、・経済社会理事会、・信託統治理事会、・国際司法裁判所、・事務局の六つの機関を設けている。

議題は分野別に ・第1委員会:軍縮と国際安全保障 ・第2委員会:経済と金融 ・第3委員会:社会、人道と文化 ・第4委員会:特別政治問題と非植民地化 ・第5委員会:行政と予算 ・第6委員会:法律 の六つの主要委員会で審議される。

活動として ・平和と安全の維持 ・強制措置  ・平和維持活動 ・ 軍備管理・軍縮 ・人権 ・人道援助などが行われている。

国連入り口には「発射不能の銃」と命名されたモニュメントがある。

まさに不戦の誓いを表したものだ。

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この土地は全加盟国所有で、「治外法権」が成立しており、中の郵便局ではここだけで使える切手を張って手紙を出すことが出来る。

私も国連内において自画像で作った切手を貼り、家内にだけはがきを出した。

残りの切手9枚とこのはがきは、これからの私達の人生の一生の記念になれば良いと思う。

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アメリカ視察 No18(中小企業育成センター(SBDC))

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この組織はフェイス大学内にあり、連邦中小企業庁(SBA)が資金を出して中小企業育成をしている。

アメリカではこのような組織が多く存在するようだ。

日本でもこれに似た「指導員」的役割の人が存在するが、取り組みにおける実績を考えると大きな開きがあるように感じる。

彼らの主業務は、起業家育成、起業家支援(資金計画を含む)、ビジネスプラン支援、投資家育成などだ。

特に起業家が会社を興し、運営以降も面倒を見るシステムになっているようだ。

アメリカでは大小に関わらず実業家は尊敬されている。

この組織に来る起業家の50%は女性起業家だそうだ。

ここでも女性のパワーが拡大している事が分かる。

これからの世界を救うのは女性かもしれない。

アメリカでは個人企業化が進んでいる。

今回で研修地の紹介は終わる。

次回からは、少々のまとめと、別の側面でのアメリカ紹介をしたい。

アメリカ視察 No17(ジェトロ・ニューヨークセンター)

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独立行政法人日本貿易振興機構 JETORO(ジェトロ))は、経済産業省所管の独立行政法人で、2003年に設立された。

この組織の主業務は、現地調査・日本製品の輸出促進・海外投資・日本への投資促進など日本の貿易の振興に関する事業や開発途上国・地域に関する研究などを幅広く実施している。

現在では、中国(6か所)・インド(4か所)が重要なセンターと成りつつあるようだが、全米に6か所事務所を持っておりこのニューヨークが一番大きい。

米国は、2007年2月から景気後退が始まり、2009年サブプライムローン問題による8000億ドルの経済対策を実施したが、現在二番底懸念・デフレ懸念を抱えている。

人口は増えており資本が集まればプラス2,5%の経済成長は可能らしい。

今後さらなる金融緩和を実施する為アメリカ国債買い上げを実施するそうだ。

米国の失業率は、今まで600万人いたが今回の景気後退で900万人増え、合わせて1500万人となっている。

米国では公務員も解雇があり、また、当日解雇もあるそうだ。

今回中間選挙があり、終わればオバマは1600億ドルの景気対策を計画しているそうだ。

中小企業を取り巻く環境は厳しく、借り入れが難しくなっているようだ。

今米国に「99セントショップ」が出来ているらしい。

又アメリカ人が貯金をするようになったそうだ。

米国も今後、厳しい状況が続くのだろう。

アメリカ視察 No16(全米女性経営者協会ニューヨーク支部)

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この組織は全米に80の支部があり、女性組織では代表的組織だ。

女性経営者への支援を主業務とし、ここでも政府へのロビー外交が活発に行われている。

具体的支援は、女性起業家支援・経営(運営)支援・各情報提供・教育・セミナーなどがある。

女性経営者企業の定義は、「51%以上の株を女性が持っている企業であること」この企業には特典がある。

それは女性経営企業に対して、国の調達品の5%を発注する義務が国にあること。

又元請けが下請けに発注するとき、女性経営企業に優先的に発注する目標があることなどである。

前回も述べたが、まさにマイノリティーを考える政策である。

女性が起業へと走る現実は夢だけではない。

米国の女性経営者の意外と多くが、失業・離婚で勤める企業が無く、仕方なく起業する現実もある。

やはり女性は米国でも大変だ、特に育児が大きな妨げとなっている。

その点起業化は、時間が自由で育児がやりやすいそうだ。

政府も女性起業家への支援には力を入れているようだ。

女性経営者企業は1980年代から増えているようだ。

もしかしたら日本を救うのは、こんな女性経営者かもしれない。

今、日本は、米国のあとを一生懸命走っている。
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