”人間”  くまもと

今、日本が大きく変わろうとしている! 将来の子供たちに私達は、何を残すのか?私達に何が出来るのか?

2009年07月

「エコパートナーくまもと」あり方検討委員会

昨夜は、「エコパートナーくまもと」あり方検討委員会に参加してきました。

エコ1



エコ2






皆さん、環境問題に真剣に取り組んでいます。

行政の方も大変です。

夜遅くまで、私たちの意見調整に苦慮しています。

特に私など、好き勝手なことを言うのですから大変でしょう。

しかし、そんなところから新しいものが生まれてきます。

言った意見に責任を持つことが大事です。

「エコパートナーくまもと」が、今後益々活発により良い方向に発展することを願うばかりです。

追記

ここにも厳しい経済状況が押し寄せています。

予算も少なくなるばかりのようです。

その中で、意義ある使い方をしなければなりません。

お互い、知恵を出し合いましょう。

頑張れ 熊本市!!!

講演「人間力経営」

fb4e0dac.JPG今日は朝から講演です。

演題は「人間力経営」



   中小企業だからこそ人間力経営を

2009・07・17
九州電設株式会社    
代表取締役 穴井 憲義 

1−1)夢・目標・目的・志・大志
 *目的 *夢(目的の最後にあるもの・理念) *志 *大志(志の・理念) *目標

1−2)夢を持つ
 *中学での夢  *高校での計画  *社会での実行  *会社での実現

1−3)わが社の「社訓」「経営方針」「経営理念」
 * 社訓 
「他が為に生きる」

 *経営方針
1・ 『事業に拘わる人々の生活の安定と向上に努める』
1・ 『事業を通じて社会に貢献する』

 *経営理念
当社は、従業員が安全に楽しく安心して仕事に取り組め、仕事に喜びを感じる企業環境作りを進め、お客様から信頼され、社会に貢献できる企業を目指します。
その為、電気工事業を本業とし、通信工事業、空調工事業、土木工事業、その他関連工事業に参入し事業の拡大を図ると共に、発電、IT、環境等、関連新規分野の開拓にも積極的に取り組み、企業の発展に努めます。又品質の向上、安全意識の向上、原価の低減等業務の改善、効率化を継続して推し進め、企業基盤の強化を図ります。

1−4)何のために仕事をするのか
 *自分のため  *家族のため  *会社(同僚)のため  *社会のため

2−1)中小企業家同友会
理念  ・「良い会社」「良い経営者」「良い経営環境」
    ・「自主・民主・連帯」
    ・「国民や地域と共に歩む中小企業」

2−2)良い会社とは(社員が好きになる会社作り、これを人間力経営で)
 *永続出来る会社作り(*良い経営者作り *良い社員作り *良い経営環境作り)
    (仕事をする人達も同じ考えで、よい会社作りを)

3−1)人間力経営
 人間力経営では、社長の人間力を育てることと、社員の人間力を育てることの2つの課題があります。要約すると社長は全てにおいて責任を持つ覚悟、社員は社会の一員として責任をもつ覚悟をすること
     (社員さんの立場でも考えは同じです。幹部社員の責任とは)

 *社員の一生に責任を持つ(雇った以上は最後までしかしやめてもらうことも必要)
               (止めてもらうときはその人の次の仕事まで考える)

 *誰のために会社はあるのか(株主・経営者・社員・社会)

 *平等をつらぬく

 *そのことに本気になる(社長の心構えしだい)

 *社員教育

 *3分配の法則(社員・会社・社会)

 *社員が会社をやめるとき「この会社に勤めて良かった」と思える会社作り

 *自分の信念、会社の理念に反する人はやめてもらう(当たり前、しかし)

 *障害者問題の本当の問題点(障害者手帳のない障害者でない障害者)

 *ニート問題に関わって(人間は皆障害者、それは個性なのです)

 *わが社に来たい人を受け入れる採用システム

 *良い人材ばかり受け入れたら落ちこぼれは誰が面倒を見るのか(社会体制にあった会社組織を)(人間には誰一人落ちこぼれはいない、もし会社にいればそれは社長の怠慢)「千里の馬は常にあれども、伯楽は常にあらず(千里走る馬はいるが、それを育てる人間がいない)・(会社幹部も同じです)

 *定年なし(働けるまで働く会社作り)

 *環境教育は人間教育

 *だからこその精神で(危機はチャンス)

4−1)現在の経済状況
 *2007年8月「サブプライム問題・アメリカの1000兆円の借金」


 *2008年9月「リーマンブラザー破綻・日本の銀行100兆円の借金」


 *すでに「外需産業」から「内需産業」への影響


 * 本当の怖さはこれから


4−2)今、すべきこと
 *借金をしない


 *地域を元気に


 *環境への取り組み


 *皆で協力し合う


5−1)ブログ
 *“人間”くまもと (http://denkiyanorichan.livedoor.biz/



                 有難うございました




授産施設に勤める方々に対する講演でした。

参考になったらいいのですが。

少し心配です。

しかし皆さん、真剣に聞いてくれました。

皆さんには、本当に頑張ってほしいと思います。

ドンマイ 授産施設の皆さん!!!

全九州電気工事業協会評議員大会

7月16日鹿児島において「全九州電気工事業協会評議員大会」がありました。

全九州における、電気工事会社の代表が約300名集まり、現在の経営課題を発表しました。

あわせて、功労者の表彰を行いました。

各社厳しい状況の中、一所懸命生きています。

電気1

電気2

電気3





久しぶりの鹿児島でしたが、7月17日は9時より講演会をするため、遅くに熊本に帰ってきました。

しかし各地域非常に厳しいようです。

頑張れ ニッポン!!!

小水力利用推進協議会設立総会

7月11日に「小水力利用推進協議会設立総会」がありました。

今日はその様子を紹介します。

写真をクリックして拡大してみてください
水総1

約40名の参加で設立総会が行われました





水総2

山梨の事例を紹介してもらいました





水総3

昔の電気は全て水力でした





水総4

小学校内に段差2メートルを利用して発電所建設、20kwの発電を





水総5

至る所にさまざまな発電所が





水総6

僅かな水も利用して発電を





水総7

サイホン式発電、なるほど理科で実験しましたね





水総8

調べて見るとあらゆるところで発電が可能なようです





山梨県は小水力発電の先進県です。

地域でいろいろな試みがなされているようです。

熊本には、この協議会が6番目に出来ました。

熊本もこれからです。

私も頑張ります。

頑張れ 熊本県

賢い政府

b1807b46.jpg1週間ほど前の日経新聞に面白い記事があったので、遅くなりましたが書きます。



最悪期は脱したものの、世界経済危機は日本に最も深刻な打撃を与えた。
輸出立国に傾斜したためだが、政治の劣化が経済の足を引っ張り、大衆迎合主義が政策のブレを大きくしている。
「日本の軸」とは何かを想起し、それを立て直すことから危機打開は始まる。

オバマ米政権は市場本意から政府介入にカジを切った。
経済政策の基調も百八十度変わった。
「小さな政府」から大胆な財政刺激への転換である。
一度は死んだケインズ主義が世界中でよみがえった。

戦後最悪の危機に緊急避難のための政府介入や財政出動は避けられない。

ケインズのいう「賢い支出」とは思えぬ支出が含まれるのは問題だが、麻生政権が歴史的危機に一定の使命を果たしたのはたしかだ。

麻生政権の致命的な誤りは「構造改革」の4文字を政策メニューから消し去ったことだ。
財政出動と構造改革は相反しない。
不況脱出には財政出動と構造改革の結合こそ重要だ。

小泉改革の負の遺産は改革の行きすぎではない。
郵政民営化の一点豪華主義で規制改革も地方分権も不十分だった点である。
消費税率引き上げに手を付けず、肝心の社会保障改革も置き去りにした。
冷戦後の改革大競争で日本は出遅れた。
それが失われた時代の背景にある。

総選挙で問われるのは、日本の将来を決める出口戦略と成長戦略である。
日本は先進国最悪の累積債務を抱えた超高齢社会に突入する。

口当たりは良くても整合性のない政策ではなく、苦しくてもビジョンある政策こそ選択すべきだ。
まず超高齢社会に備えて公的年金など社会保障制度を抜本的改革することだ。

超党派で安心社会を築くのは政治の債務である。
社会保障改革とあわせて税制改革に取り組む必要がある。

成長戦略のカギを握るのは「人口と人材」だ。
出生率目標を掲げ、安心して子育てできる社会をつくる総合的な少子化戦略が必要になる。

企業家精神を育てる教育投資の拡充も欠かせない。

地球温暖化を防ぐ低炭素革命は21世紀の産業革命である。
新エネルギーから電気自動車まで技術革新の芽はあちこちにある。
ハードルが高いほど環境技術を蓄積してきた日本の好機になる。
危機にあっても力強い東アジアの活力を取り込むことも肝心だ。

大不況の時代が終わったあと、行きすぎた振り子はかならず戻る。
「小さな政府」か「大きな政府」かではなく「賢い政府」こそ求められる。

市場メカニズムが資本主義の核であることに変わりはない。
必要なのは市場を生かす「賢い規制」である。
政治経済の連鎖危機は日本の信認を低下させた。

20年先、30年先を見据え「日本の軸」を立て直すため有権者は政治を鍛え直す時である。


久しぶりに良い記事を見たと思いました。

この記事には、私達が考えねばならない事柄が、沢山あります。

そして経営のヒントが沢山あります。

自分の生き方のヒントが沢山あります。

先ずは受け入れて、世界の動き、日本の動き、自分の周りの動きと比較してみましょう。

頑張れ ニッポン!!!

元社員さんが亡くなりました

ec90c476.jpg今朝、家内から悲しそうな声で電話がありました。

元社員さんが亡くなったとの知らせです。

去年3月に胃がんに冒されていることがわかり、療養中でしたが、昨夜遅くに亡くなったとの知らせ。

当社では、40歳以上の社員は、毎年1日ドッグに入り精密検査を受けてます。

しかしこの検査では、発見できませんでした。

このことが残念で仕方ありません。

当社の規定では、3ヶ月休職すると退職となります。

復帰を願い、1年の休職に変更しましたがかなえられず、今年3月に退職となっていました。

その折本人と話をしましたが、それが最後となってしまいました。

その後お電話で、「様態が芳しくない」事は聞き及んでいましたが、こんなに早くお別れが来ようとは思ってもいませんでした。

まだ年齢も50歳前半と若いので、残念で仕方ありません。

ただただ

ご本人のご冥福をお祈りするばかりです。

皆さんも健康には十分気をつけてください。

今年も阿蘇の下草刈り終わりました

今年も、昨日7月12日、我が社の恒例事業である「涵養林の下草刈り」が終わりました。

草1

今年は56名の参加です
東京の9名・山口の8名の方は出張で、残念ながら参加できませんでしたが、来年は参加願います



草2

今回は、一人が熱中症で病院に搬送され、写真が少なくて申し訳ありません
しかし彼の症状も軽くてよかったです
私も下痢気味で、久しぶりの野○○をしてしまいました


今年の天気は不順です。

本来梅雨時期で、下草刈りには絶好の季節です。

この日は雨も上がり湿度も高かったせいか、一人が軽度の「熱中症」にかかってしまいました。

幸い非常に軽かったおかげで、当日病院を退院できてよかったのですが、改めて事故の恐ろしさを痛感した日でもありました。

下草刈りも、今年で4回を数えます。

年を追うごとに木々も成長し、皆もこの行事が楽しくなっているようです。

後、残り6回6年です。

先ずは、少なくともそれまでは会社を潰さないよう、皆で協力しながら頑張っていきます。

皆さんのご協力をお願いします。

「未来工業の菅原さん」・「森林組合の皆さん」・そして「家族の皆さん」有難うございました。

そして来年もよろしくお願いします。

中同協定時総会

7月9・10日の2日間「中同協第41回定時総会」に参加してきました。

今回のスローガン

 「熱き企業家精神で時代を切り拓こう」

サブスローガン

 「〜世界を変える中小企業立国日本〜」



中総会1

来賓に企業庁次長・東京都副知事をお迎えし、1600名の会員が参加した総会が盛大に執り行われました



中総会3

第二分科会は、大橋報告者(東京)・大林教授助言者(神奈川大)・中島座長(大阪)を主軸に憲章草案の検討がなされました



中総会2

41同友会122名の参加者は、真剣な面持ちで話しに耳を傾けました




中総会4

総会終了後のジャズコンサート、ここでも真面目な議論に花が咲きます




今回の総会に参加して多くのテーマーをいただきました。

私達がいかに「安易」であったか!

2007年8月「サブプライムローン」問題で、気付かなければいけなかったのです!

2008年9月「リーマンブラザー」破綻で、行動しなければいけなかったのです!

特別企画の山口教授(立教大)の話は、私達がこれからすべき課題が「山積み」であることに気付かせてくれました。

総括では、大不況に負けない「企業づくり」・「人づくり」・「地域づくり」に主眼を置いた取り組み、それが「企業変革支援プログラム」であり、「組織活動支援システムe・doyu」であり、「Do Yu Eco」であり、「中小企業憲章」であることが確認されると共に提案されました。

この1年私たちは、「自社はもちろん会員を1社もつぶさない」ための取り組みに挑戦していかなければなりません。

良い刺激をいただきました。

有難うございました。

頑張れ ニッポン!!!

太陽光発電

07a91dc0.jpgここに来て、太陽光発電が話題になっています。

今日は、太陽光発電の補助金・融資制度について県庁に打ち合わせに行ってきました。

現在熊本市では、1Kw当たり

        国の補助金 7万円

        県の補助金 3万5千円

        市の補助金 3万円

合計13万5千円が出るそうです。

5Kwを取り付けると67万5千円の補助金となります。

工事費が5Kwで250万円〜300万円かかるとすれば、実質180万円〜230万円ほどで設置できることになります。

こんなことを考えると、今がチャンスかも知れません。

しかし情報によると、製品がないそうです。

設置には時間がかかりそうです。

皆さんも考えてみたらどうでしょう。

追記

今日の日経新聞に、「太陽光発電ガラス」の記事が載っています。

これは、太陽光電池に小さい穴を無数に開けて、それをガラスで張り合わせて作ったものです。

そうすると、部屋の中からは外部が見えてガラスの役割をします。

効率は半分ほどに落ちるようですが、採光、デザイン性に優れたものが出来ます。

現在沢山の新商品が開発されています。

参考までに!

横井 小楠

横井

良い考えです!
こんな事が実行できる人間になりたいものです



今日は熊本の偉人「横井小楠」資料館に行ってきました。

最近、この方の偉業が見直されています。

それは、現在の状況が幕末と似ており、氏の考えが現在に通じるものであるからでしょう。

今日はその一部を見てみましょう。

「国民が豊かになり国が豊かになるだけではいけない。軍隊を強くするだけではいけない。人として守るべき道を世界中に示し、平和な世界を築いていくことが重要なのだ。」

まさに現代に通じる言葉ではないでしょうか。

今の日本のリーダーに聞いてもらいたい言葉です。

我が社においても同じことです。

企業は「短期計画」・「長期計画」この二つが重要です。

企業はどちらかといえば「短期」が重要です。

その積み重ねが、長期になるのです。

しかし国は「長期」のほうが重要です。

横井さんの言われるようなことを、じっくりやれるリーダーがほしいものです。

頑張れ ニッポン!!!


追記

先ほど残念な記事を見つけた。

 8月6日の今年の広島平和記念日にあわせて、同じ広島市内で、「ヒロシマの平和を疑う!」と題する講演を田母神氏が行なうという。しかも原爆ドーム近くの会場で開くという。

 この事を知った秋葉忠利市長は「遺族の悲しみを増す結果となりかねない」として日程の変更を文書で申し入れたが、田母神氏側は「表現の自由」を理由に拒否しているという。

こんな事が許されるのか?

残念に思う!

一日だけでもずらせばいいのに!
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