”人間”  くまもと

今、日本が大きく変わろうとしている! 将来の子供たちに私達は、何を残すのか?私達に何が出来るのか?

2009年06月

ムササビ

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ムササビ1

7時半ごろ、森の中は静かそうで色んな音がする





ムササビ2

空はまだ、うっすらと明るさを残す





昨夜は、15人ほどの人たちとムササビ観察に行ってきました。

夜の森をじっと見つめ、あらゆるものに神経を集中します。

森は決して静かではありません。

風が葉っぱを切る音。

木と木がこすれる音。

鳥の鳴き声。

蚊が空気を切る音。

ピシッと私が、それをたたく音。

そしてムササビの鳴き声。

「グウェッ!グウェッ!」と聞きなれない声が、木の上のほうから聞こえてきます。

残念ながら、私は見ることが出来ませんでした(すみませんトイレに行っていました)が、参加者の皆さんは「木に止まっているところ」、「空を飛ぶところ」を確認したそうです。

ところで、何でムササビなのか。

ムササビは環境を観察したり、測定したりするための基準とされています。

それは、

 1)話題性がある

 2)かわいい

 3)高い木があるところに生息する

こんなところでしょうか。

特に3)の意味は、街付近でも森(高い木のある)が続いていれば生息しているそうです。

それは、ムササビは空を飛ぶのではなく、滑空するからです。

高い木に登って、隣の木に滑空するのです。

そしてまたその木の上のほうに上って、次の木に滑空するのです。

その為高い木が沢山なければ生息できないのです。

よって、ムササビが生息する地域は森(大きな木が多いところ)が沢山あるところとなるのです。

今回は「本妙寺」の境内での観察でした。

ここはまさに町の中。

くまもとは、その意味では自然が多いのだと思います。

皆さんも時間があれば観察してみては?

くれぐれも、蚊にはご用心!!!

中小企業が光をNo6

cc22495e.jpg私は、杉村さんの記事を何度も読み返しました。

そして杉村さんが何で「中小企業に光を」ではなく「中小企業が光を」と書いているのかを考えました。

この言葉は、考えれば考えるほど奥の深い言葉です。

このシリーズも今回で6回目となりました。

全部で8回の予定です。

皆さんも考えて見てください。



日本では、1990年代半ばから今日まで「構造改革」を主導したイデオロギーが、新自由主義である。

改革やチェンジは、「何のために」「誰のために」「どのように」「そのメリット、デメリット」を問われなければならない。

構造改革は、片言隻語の耳学問レベル、右顧左眄、一見納得風なワンフレーズで終始した。

その結果、資本主義の内容する矛盾、蓄積された複合的問題になんらの改革・チェンジにはならなかった。

水を替えないバケツで雑巾掛けを繰り返しているさまであった。

新自由主義・構造改革路線の惹起した中小企業・自営業への影響は、極めて大きい。

第一は、金融と税制の問題である。

税制改定は、中小企業に対する差別を含む。

07年「特殊支配同族会社の役員給与の損金不算入」の導入だ。

第二は、不公正取引の問題である。

公正取引委員会が08年度の下請代金支払い遅延防止法の違反で処分した件数は、前年同期比で30%も増加している。

発注単価の一方的削減で、親会社が下請企業に返還を命じられた金額は、2倍以上となっている。

大企業が一方的に価格引き上げを強行したのに対して、中小企業側では価格転化はできず、収益の悪化に苦しんだ。

第三は、モノ作り中小企業の存立危機。

日本は“貿易立国”ではなかったのか。

モノづくりの現場で必死に、誇りを失うまいと経営努力をして来たのだ。

鉄工機械共同組合長を勤めている私は、5年間で107社が70社に減ったことに失望していたのである。

日本の高度な加工機能の総合的集積地である大田区を含む東京では、最近10年間で34%も減少し、従業員数は40%も減っている資料もある。

モノづくりの中小・零細工場の存立危機は、現在の恐慌の嵐により更に勢いをまして、全国全ての地方で進行している。

第4は、地域を支える中小商業・サービス業の危機を招いたことである。

全国の商店街の「シャッター通り」は「ゴーストタウン化」が目立つようになった。

変わって大型ショッピングセンターが目立つことになる。

農家が農地を維持できないことで出店ラッシュにつながるが、農地転用許可の改革により農業破壊政策の受け皿として大型ショッピングセンターは増殖したのである。

こうして、地域社会、コミュニティの核となっていた中小商店が駆逐され、生活・福祉・教育・文化、生活に欠かせないサービス等の機能を持つはずの街と町並みが寂れてゆく。


まさにこの文面通りの事が、全国各地で進行しています。

全てに裏表があるように、「被害者・加害者」「損をする人・得をする人」こんな関係が、拡大しています。

これが格差の拡大です。

「この格差を減らすこと」が本当は、行政の仕事のはずなのに。

税の再配分は、ここに意味があるはずなのに

頑張れ ニッポン!!!

今年の朝顔

ベランダ1

今年もこんなに育ちました





ベランダ2

これは去年の根を取っておいたものです




今年も朝顔が、こんなに育ちました。

これは去年の根を保管しておいたものです。

管理しだいでは、何年も生きるものなのですね。

つぼみも付け始めましたので、今年も「ブルー」の花を沢山咲かせることでしょう。

実は今年は、鉢仕立てにしようと思っていたのですが、成長が早く手が回りませんでした。

しかし「日よけにはこっちの方が良い」と、自分一人で納得しています。

今年もベランダ一面葉っぱを茂らせ、省エネに貢献して欲しいと願っています。

追記

今日は、夜 「ムササビ観察会」です。

天気が気になりますが、写真が取れたら載せます。

お楽しみに!!!

職業訓練指導員2

講習1

皆さんも少しお疲れ気味





今日、今週3日間の講習がやっと終わりました。

来週も3日間の講習があります。

最後の日は、テストです。

あと3日間頑張ります。

追記

今日の話を聞いて、この講習が、今後の我が社の行方を決める気がしています。

皆さんお楽しみに?

ドンマイ 社員諸君!!!





講習2

たまには外の風景も

社内旅行

BlogPaint

ちょっと寒かったけど楽しい旅行でした





BlogPaint

これが最後の海外旅行でした




今年の旅行が決まりました。

6月末の東京見物です。

ちょっと「おのぼりさん」の感じですが、今東京の工事をしていますので、彼らの慰問を含めて企画しました。

ちょうど仕事が重なってしまって、参加者が少なくなってしまいましたが、楽しい旅行であって欲しいと思います。

新型インフルエンザも気になりますが、考え方では「今かかった方がいい」かも?

冗談はさておき、旅行は、行く前が楽しい!

居残りチームはすみません!

後を頼みます。

くれぐれも安全には、気をつけてお願いします!!!

職業訓練指導員

f0f1d2db.jpg昨日から、「職業訓練指導員」の講習に行っています。

この講習により熊本県知事より「職業訓練指導員免許証」が交付されます。

この講習、6日間(48時間)あります。

今週の火・水・木、来週の火・水・木合わせた6日間です。

講習科目は、職業訓練原理・教科指導法・労働安全衛生・訓令性の心理・生活指導・関係法令・事例研究・確認テストです。

この資格の意味は、自社におけるOJT等従業員の能力開発に役立てるためです。

しかし難しい!!!

知らない用語がたくさん出てきます。

改めて気付かされる事もたくさんあります。

指導員は「安易にはできない」と実感しています。

今年は受講者が58名おり、例年より多いようです。

不景気のせいでしょうか?

私も、久しぶりの講習で大変ですが、頑張ってきます。

乞うご期待!!!

ミズゴケ

4f5d0a8b.jpg今日、東海大学で「ミズゴケ」の研究をしている、長野先生に会ってきました。

長野先生は、「ミズゴケ」で

 1)山間地農村での高齢者に無理のかからない農業

 2)農業収益アップ

 3)熊本市の地下水保全

 4)障害者のための仕事作り

 5)CO2削減

こんなことをやろうとしています。

「ミズゴケ」の可能性について

 1)ミズゴケ栽培は農薬・肥料が不要で、軽くあまり手間がかからない

 2)日本はすべてを輸入しており、市場規模は無限

 3)休耕田に水を張り、その水が地下に浸透するので地下水保全になる

 4)栽培が簡単で誰にも出来る

 5)多くのCO2を吸収してビートモスとなるので、CO2の封じ込めが可能

こんなところでしょうか。

今後もう少し研究して報告します。

がんばれ ニッポン!!!

心肺蘇生

心肺蘇生3

消防局の方の指導の下、心臓マッサージを





心肺蘇生1

松本さんもわが身、真剣に取り組みました





心肺蘇生2

本田さんは少し、ぎこちない手つき




今日の会議では、心肺蘇生の教育をしました。

熊本市消防局の方が当社に来られ、全社員がAED操作・心臓マッサージに取り組みました。

慣れない手つきで、一生懸命取り組む社員さんの姿を見て、少しおかしいやら感心するやら新しい発見がありました。

私たちの仕事は、危険が伴います。

皆さんが、しっかり教育を受けて安心して仕事をしてください。

今回の研修で、AEDの必要性を痛感しました。

出来るだけ多くのAEDを会社に装備します。

皆さんが、有効に活用願います。

ドンマイ 社員諸君!!!

経営指針書

2f9ebec9.jpg我が社の経営指針書作りが始まりました。

昨日は、同友会の第1回「経営指針書を創る会」に参加しました。

(資)若竹屋酒造場、林田社長の講義をいただきました。

経営の意味、経営の原点をお聞きした思いです。

改めて「経営指針書」の必要を感じました。

「経営指針書」の「共有」の意義を感じました。

当社は、「指針書」は70点

「共有」においては、50点

そう感じています。

今年は、この「共有」に力点を置いて作ります。

皆さんよろしくお願いします。

追記

「職場の教養」昨日は、「裏表のない応対」でした。

どんなに素晴らしいことをしても、「裏表」が見えるとマイナスの方が大きくなります。

「嘘をつかない」「裏表がない」これは絶対です。


今日の「職場の教養」は「聴き上手」です。

「聞く」は耳で聞くこと。

「聴く」は耳と目と心で聴くこと。

コミュニケーションには、話すが22%、聴くが63%大切だそうです。

聴くことの大切さを感じます。

私も努力します。

ドンマイ 社員諸君!!!

中小企業が光をNo5

bb90d351.jpg今回は杉村氏の「中小企業が光を」の5回目です。



今回の大恐慌はアメリカ発であった。

原理主義は典型的な一元論的な世界であり必ず破綻する。

アメリカはキリスト教原理主義の支持のもとに、今日の世界恐慌を引き起こす下地を整えてきたのであった。

ウェイ・オブ・グローリー(金儲けの道)は、素朴な人々にとって世の尊敬と称賛、蓄財と栄光とを愚直なまでにイコールとしてきた。

70年代半ばからネオリベの牙城、シカゴ大学の「経営」学者たちは、新自由主義経済改革の実験場として、ラテンアメリカ諸国へ出陣し、通貨危機、金融危機、大量失業の失敗で、各国に大同小異の悲劇を引き起こしていた。
90年代になると、今度は「グローバリゼーション」の大義を考案するや「株主主権モデル」の旗を揚げて、世界へ出陣する。
「ビジネスの社会的責任は、利益を増大させること、経営者は株主の代理人にすぎない。
住む町や国に対する責任などは、ビジネスの社会的責任ではない」

このような考えの中、日本のモノ作りを主とした実体経済が、マネーゲームが主導する金融経済国家へと変貌する。

低所得者専用高金利住宅ローン(サブプライム)、各種耐久消費材ローン、クレジットカード債権すら証券化し販売した。さらに再証券化、再、再証券化、これらのシステムはまさにこのことの実践です。

「“大洪水よ、我が亡き後に来たれ!”これが全ての資本家及び全ての資本国民のスローガンである。それゆえ、資本は社会によって強制されるのでなければ、労働者の健康と寿命に対し、何らかの顧慮も払わない」カール・マクス(1819年−1883年)は、『資本論(ダス・カピタル)』の有名な一節。

日本語では「あとは野となれ山となれ」である。

このようにして、掠奪し売り抜く資本主義、経済的弱者を食いものにした「貧困ビジネス」が行きつく先は、新自由主義の終着駅となるに違いない。

サブプライムで家を失う人々は350万人に達するであろう。

そこには家庭があり、子供達がいることを。



今回は少し難しいと思いますが、漠然と物事をつかんでみてください。

この内容には、私達が少し考えればうなづける事項が沢山あります。

人間は、一生キャビア・フカヒレ・フォアグラばかり食って生きていけません。

私達が使うお金は、たかが知れているのです。

もっと生きたお金を使いましょう。

日本の首相には、特にそんな事をお願いしたい。

ドンマイ 社員諸君!!!
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