”人間”  くまもと

今、日本が大きく変わろうとしている! 将来の子供たちに私達は、何を残すのか?私達に何が出来るのか?

2008年08月

圧倒的多数の国民の幸せの為に

幸せ
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「圧倒的多数の国民の幸せの為に」

最近この言葉が気になって仕方ない。

中小企業家同友会が提唱する「中小企業憲章」に「圧倒的多数の国民の幸せの為に」との理念がある。

「圧倒的多数」の意味は、「100ではないが、限りなく100に近い数」を意味していると思う。

「国民の幸せ」の意味は、述べるまでもないが「決して贅沢でなくても良い、人間らしく生きられれば」との意味だと思う。

「為に」の意味は、「私たちに何が出来ますか」との意味だと思う。

以上まとめると、「100ではないが、限りなく100に近い数の国民が、決して贅沢でなくて良い、人間らしく生きられ為に私たちに何が出来ますか?」となるわけだ。

今の日本には、多くの行為に、この基本的理念が抜けているようにしか思えない。

特に日本の将来を決定する行動はこの理念が重要だ。

だからリーダーには「他が為に」の心が必要なのだ。

この前ヨーロッパに行ってきたが、少なくてもヨーロッパの方が日本より、この考えがしっかりしていると感じた。

日本もまだ出直せる。

がんばれ ニッポン!!!

社員さんへ No 23

団結
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新年度指針書の概況を書きました意見をお願いします。

   [ 第 34 期 経 営 指 針 概 況 ]

 第33期(2007年10月1日〜2008年9月30日)を振り返ってみると、32期に述べた原材料の高騰、環境問題、食品の安全性、それに各地で起きている紛争は益々深刻化すると共に、アメリカのサブプライムローンに端を発した世界景気も、確実に下降線をたどっています。アメリカは、サブプライム問題を処理するのに数年の歳月が必要でしょう。中国においても国民総動員で取り組んだオリンピックも終わり、上海万博が残っているとは言え、これまで抑えてきた国内問題が大きな歪となって噴出してくる事が十分に考えられます。またロシアにおいては、資源開発を軸とした急速な経済発展はあるものの、隣国との幾つかの紛争はさらに拡大すると思われます。EUにおいても世界経済に頼る状況にあり、牽引役にはなりえる状況ではないでしょう。現在大きな発展を遂げようとしているインド、ブラジルも世界をリードするにはまだ相当の年月が必要と思われます。

 日本国内を見てみると、皆さん承知のように首相が安倍氏から福田氏に代わった後も、自民党支持率は下降し続けています。これは年金問題に代表される行政不信、ガソリンに代表される物価の上昇、勝ち組負け組みと言う言葉に代表される格差社会への不安感によるものと思われます。ここに来て日本における中堅企業、特に建設、不動産業を営む会社の倒産が急激に増え、今の日本ではどんなに働いても賃金は上がらず、格差はさらに広がり、仕事すら無くなって来ると思われます。

 このような状況下、我々は誰一人として脱落者を出すことなく、会社を軸とした仕事に取り組み、全員の生活を守るための活動をしていかなければなりません。今年のテーマーは  1)安心   2)ゆとり  3)チームワーク  4)誇り  5)学習 です。「安心」には、交通・労働災害に対する安全対策、給料等生活に対する保証、年金・退職金等老後に対する保証などが考えられます。「ゆとり」には、賃金、残業、休日に対する対策が考えられます。「チームワーク」には、部活、レクレーション、懇談会などの活動が考えられます。「誇り」には、仕事へのやりがい、達成感、他人による認知などが考えられます。「学習」には、資格の取得、技術教育、人間教育、一般教養などが考えられます。何れにしても私たちには、短期的には「今を乗り切るための対策」、中期的には「会社の発展」、長期的には「社員皆の幸せの追求」をすると共に、社会の一員としての責任を果たす役割があります。私たちにはもう逃げる場所はありません。

以上のことを踏まえ今年のスローガンを

我々は、未来に向けて一致団結し、いかなる難局も乗り越える力を育てます!

とします。

 今年度は今までになく厳しい経済状況が考えられます。当社もその状況の中、生き延びる為全力で進んでいきます。皆さんも共に頑張りましょう。

社員さんへ No 22

自由・平等
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 「自由・平等」

戦後日本では、「自由と平等」と言う言葉が「権利と義務」と言う言葉に置き換えられたと思う。

この2つの言葉には、「自分が他人にする行為」と「自分が他人から受ける行為」の違いがあると思う。

当然「自由と平等」は「他人にする行為」となる訳だが、この行為は「受ける行為」より数段崇高な行為だ。

しかし今の日本、国民の多くは「何をしてくれるの」と考えているようだ。

人間であれば、「何をしてあげようか」と考えるべきと思うのだが。

これも、日本における教育方針に問題があるのだと思う。

日本の教育は、自立できる国民作りをしていない。

ある意味「自立出来る国民作りは」、日本のリーダーにとって困るのかもしれない。

教育の基本はここにあると思うのだが。

わが社は、賢い社員作りを推し進めて生きたい。

ドンマイ 社員諸君!!!

物価上昇

老後の楽しみ「年金」
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今日の日経に興味ある数字が載っている。

国民年金と厚生年金の積み立て合計が、10兆5千億円減少し、138兆6484億円になったようだ。

先日も書いたが、このお金が私たちの生活を苦しめている。

日本全体の年金に関係する金額は、この数倍あるだろう。

そのお金が投資に周り、私たちの物価を押し上げている。

国民は、年金も減り、物価も上がりダブルパンチで痛めつけられる。

「いたしかたない」と言えばそれまでだが、いつも馬鹿を見るのは真面目で善良な平民だ。

国は本当に何とかしてほしいものだ。

がんばれ 日本国民!!!

物価

石油採掘
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「物価」

ガソリンが異常な値上がりをしている。

石油製品に限らず、ほとんどの物が値上がりしている。

上がらないのは、賃金のみ。

今回の値上がりは、需給バランスの問題だけではない。

ここに問題がある。

世界の物価は、投機的要素で変動する。

私達も投機に関わっている。

年金だ。

自分が気づかない間に、関わっている。

物価上昇に自分も関わっていた。

しかし物価が高いか低いかは、その地域の人たちが決めること。

問題は、分配をどうするかだ。

公平な再分配を行政が「いかに行うか」でその地域の繁栄は決まる。

教育、福祉は地域発展に重要な意味を持っている。

今物価上昇を、真剣に考える時期では。

日本の消費税も、しっかり論議すべきだ。

がんばれ ニッポン!!!

社員さんへ No 21

下草刈り
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 「下草刈り」

皆さん、昨日の涵養林下草刈り大変お疲れ様でした。

今年も50名ほどの参加者があり、1時間ほどで無事終わりました。

社員さんはもとより、お客様そして社員の家族の皆さんもありがとうございました。

今年は時期が遅くなってしまい、草が伸びていたので大変でした。

しかし今年は「ハプニング」もありました。

下草刈り途中「野ウサギ」が飛び出して、私達をびっくりさせました。

自然は予測がつかないからおもしろいのです。

また今回は同友会の方々と同じ日になってしまいました。

同友会の方が早く終わり、手伝っていただきました。

本当にありがとうございました。

沖縄の東恩納さんの植樹も、良く育っていました。

九州学院のインターアクトの皆さんが植えた木も元気です。

お時間があれば、見に来てください。

社員の皆さん、当社は、この森をしっかり守っていきます。

これからもよろしくお願いします。

ドンマイ 社員諸君!!!

再生

棚田
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「再生」

物を大事にする心は、非常に大事だと思う。

「再生」は、「永続」の前提にあるもので、「物を大事にする心」から発生すると思う。

日本のように資源のない国は、特に「物を大事にする能力」を育てなければいけない。

昔の日本人は皆そうだった。

棚田はその典型といえるものだ。

山間に農地(棚田)を開き、それを先祖から引き継ぎ大事に守ってきた。

壊れた石積みを、何度も組み直し守ってきた。

このとてつもない再生努力が、日本の農業を守ってきたのだ。

まさに再生は永続の基本をなすものだ。

それに比べ、アメリカのスラム街はその反対の行為から生まれた。

人間は町を作り、古くなると隣に新しい町を作る。

裕福な人々は引っ越し、貧しい人々はそこに残る。

この繰り返しにより、町はだんだん移動し、スラム街がどんどん増える。

こんなアンバランスな町はいつか崩壊する。

私達が願う原点はただひとつ、「永続」だ。

日本人には、まだ「戻ること」が出来る。

がんばれ ニッポン!!!
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