”人間”  くまもと

今、日本が大きく変わろうとしている! 将来の子供たちに私達は、何を残すのか?私達に何が出来るのか?

2007年08月

二酸化炭素回収

CO2回収システム
afd8f02e.jpg2007・08・10日経15面

CO2を回収して地中処理する技術が確立しつつある。

発電所と工場から出るCO2が国内排出量の約40%を占めるため、その分を回収すれば今のCO2問題は解決するらしい。

今の技術を発電所で検証すると、発電で生み出したエネルギーの20%が回収エネルギーとして必要になり、発電単価が20%〜30%上がるらしい。

これを2年後には5%のエネルギー、10%〜15%の発電単価UPまで持っていく計画のようだ。

この計画は用地確保等多くの問題もあるようだが、日本の技術がが先行しているようだ。

今後に期待したい。

がんばれ ニッポン!!!


小沢代表・シーファー大使会談

小沢民主党代表
51521682.jpg2007・08・09日経1・2面

小沢・シーファー会談がはじめて実現した。

ここに、先の参院選の影響がすぐ出たかたちだ。

「テロ対策特別措置法」「国連中心主義」「対等な日米関係」等、場受けする文字が紙面を飾る。

小沢代表は同法には反対の姿勢だ。

「賛成すれば、前回反対した説明が付かない」との立場だ。

方針決定では、党略ではなく「現実路線」或いは「政権政党になる意志」を持った論議をしてほしいものだ。

シーファー氏の小沢氏に対する印象は、「非常にタフで政治家としてこわもて人。色々考えている鋭い政治家」らしい。

今回の変化が、本当に意味のある変化になってほしい。

がんばれ ニッポン!!!

害虫駆除新手法

コナガサムライコマユバチ
153c94fe.jpg2007・08・08日経13面

丸紅・京大が害虫のコナガ駆除で新手法を開発したようだ。

アブラナ科植物をエサにするコナガの幼虫(イモムシ)に、コナガサムライコマユバチが卵を産みつけ、卵からかえったハチの幼虫がイモムシを食べる事に着目。

この植物がコナガの食害を受けた際に、ハチに対して特殊な誘引物質を放出する事を発見したらしい。

この物質を人工的に作り出し、ビニールハウス内にぶら下げる商品(ハチクール)を開発、併せてハチが活発に動くようにエサ(ハチゲンキ)も開発したらしい。

これによりコナガ駆除効果が8倍にアップし、農薬の散布量を大幅に減らす事が出来るらしい。

研究者の努力とは大変なものだ。

がんばれ 人間!!!

盗聴

盗聴
d8dfce6e.jpg2007・08・06日経7面

アメリカでは裁判所の令状がなくても、政府の国内盗聴活動が出来るようになるらしい。

日本においても政府の盗聴活動は認められているが、事前承認手続きは残っている。

アメリカでは、そんな余裕さえないほどテロ問題が深刻化しているのだろうが、本当にこんな事でいいのだろうか。

個人情報保護が叫ばれる中、世の中は益々監視される方向に進みつつある。

日本も確実にその方向に進んでいる。

最近街中や道路上で、監視カメラをよく見る。

私たちも確実に監視され始めている。

監視されなくても生きていける人間作りが必要か。

そういえば今朝のニュースでは、「朝青龍が神経衰弱状態」とのこと。

今回の処分で、彼がそのような状態になるならば、日本国民はほとんど神経衰弱状態だ。

今後を見守りたい。

がんばれ 朝青龍??? そしてニッポン!!!

環境問題

ヒメイタビ
28c25d98.jpg2007・08・03日経13面

環境問題の研究が進んでいる。

広島大学と日本原子力研究開発機構は、二酸化窒素の浄化能力が高い新種の植物を開発した。

「ヒメイタビ」と呼ぶつる性植物の能力を1,8倍ほどに高めたもので、遺伝子組み換え技術を使っていないところに意味がある。

今後道路沿いの緑化などに利用される常緑樹となるだろう。


もう一つ、こちらは神戸大学の研究だが、とうもろこしや稲の葉や茎で、従来の2倍のエタノールを作る技術が開発されたようだ。

現在アメリカなどでは、食料としてのとうもろこしを、エタノール原料に生産変更しているため、食料の高騰が続いている。

今回の研究はこの問題を、少しでも解決してくれるかもしれない。

どちらにしても環境問題は待ったなし。

がんばれ 地球!!!

生体認証装置

生体認証装置
b2f29957.jpg2007・08・02日経9面

富士通が「手のひら静脈」で個人を識別する生体認証装置で独シーメンスと提携するらしいい。

生体認証装置の種類には「手のひら静脈」「指静脈」「顔」「指紋」「虹彩」などの種類があるようだが、この分野は日本が先行しているようだ。

今後この分野は拡大すると思われるが、不正は巧妙化し、いたちごっこになるのではないか。

結局は人間の倫理観の問題か。

少し寂しい気もするが。

がんばれ 人間!!!

国政選挙

選挙
95508f0e.jpg日本の選挙において、いつも話題になるのが「政治とカネ」の問題だが、今回の参院選においても一つの問題として提起された。

選挙でおカネが掛かることを批判する人が多いが、発想の転換が必要と感じる。

選挙にはおカネがかかる。

その資金は組織選挙でない限り候補者の負担である。

たとえば有権者が50万人の選挙区において、3ヶ月間活動をしたとき簡単に経費を見積もってみる。

名刺      10円×500000枚=5,000,000円

リフレット  20円×500000枚=10,000,000円

案内状   3円×500000枚×3回=4,500,000円

はがき 55円×500000枚×2回=55,000,000円

動員   8000円×20人×90日=14,400,000円

食事       500円×20人×90日=900,000円

事務所費 1,000,000円×3ヶ月=3,000,000円

合計                 92,800,000円

素人の私が考えても約1億円必要だ。

こんな莫大な費用をだれが負担できるだろうか。

これをボランティアでやるとしても、果たしてどれだけの候補者が対応できるだろうか。

最近少し考える事だが、私たちには投票権と同時に立候補権もある。

この立候補権が、投票権と同レベルでの論議がなされていないと思う。

今の日本ではだれでもが立候補できない。

非現実的だが、今後選挙費用を国が負担したり、或いは2大政党制等による組織選挙をする制度に変更することも検討すべきでは。

こんなところからの改革もお願いしたい。

がんばれ ニッポン!!!

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