”人間”  くまもと

今、日本が大きく変わろうとしている! 将来の子供たちに私達は、何を残すのか?私達に何が出来るのか?

2007年02月

格差是正法案

民主党
2569511f.jpg2007・02・28日経2面

民主党が「格差是正緊急措置法案」を提出するようだ。

この法案

1)最低賃金の全国平均「自給千円」への引き上げ

2)同一労働、同一賃金の実現

3)非正規社員の正社員化

4)募集、採用時の年齢差別の禁止(2007年対応)

などを盛り込むらしい。

中小企業経営者にとっては大変かもしれないが、将来の日本を考えると正しい方向だろう。

しかし短期では実現は難しい。

最低賃金も毎年3%ほどアップし、10年後に千円を目指すならば、実現可能では。

この法案、基本的には賛成だ。

法案が民主党の「選挙対策」だけに終わってほしくない。

がんばれ 民主党 !!!

がんばれ 二大政党制!!!

電力会社買収

送電
ae6fe26c.jpg2007・02・27日経9面

米投資会社「KKR」などの買収ファンド連合がテキサス州の電力会社「TXU」を買収するらしい。

買収総額5兆4千億円とファンドによる米企業の買収では過去最高らしい。

KKRは電力料金の引き下げ・環境保護の徹底等公共性を確保すると言っているようだが、本当に出来るだろうか。

日本でも自由化が進んでいるが、なんでもかんでも自由化が果たしていいのだろうか。

公共性の高いものは慎重に検討すべきだ。

特にエネルギー関連事業は、国民の生活に直結するものだけに慎重に検討願いたい。

がんばれ ニッポン!!!

涵養林への取り組み

涵養植林
7377c8cf.jpg2007・02・24

植林準備会が動き始めた。

昨日準備会員5名で、森林組合・行政・現地に出向き、話を聞いてきた。

この活動、同友会として環境問題・地域貢献等の観点から、涵養林育成の可能性を探るもの。

熊本は「森の都」そして「水の都」、阿蘇の懐に「同友の森」を作りたい。

全国の同友会がこの活動に取り組み、「全県に同友の森が出来るといい」なんて思う今日この頃。

気の長い取り組み。

難題も多く存在する。

くじける事なく一歩一歩前進するのみ。

がんばれ 同友会!!!

細菌にデーター保存

細菌
79f059a4.jpg2007・02・21日経38ページ

慶応大学先端生命科学研究所がバクテリアにデーターを保存する技術を開発したらしい。

バクテリアのゲノムに情報を埋め込むらしい。

将来、格段に小さく何百年も長持ちする「生命メモリー」が出来るらしい。

バクテリア1個に最大フロッピーディスク1枚分のデータを保存できるらしい。

わけが分からないが、世の中はすごい事になっている。

がんばれ と言うべきか???


第一生命サラリーマン川柳

サラリーマン川柳
403a1e6d.jpg2007・02・20

第20回第一生命サラリーマン川柳コンクールが近づいてきた。

私が選んだ、「サラ川」

 *脳年齢 年金すでに もらえます

 *定年後 メシ・フロ・お茶は 妻の声

 *「時間よ」と 二度寝する妻 起きる俺

 *お年玉 あげると孫は すぐ帰る

 *予知不能 妻の怒りの 時期と規模

 *パパお願い 運転・場所取り・ カメラ・ゴミ

 *同窓会 行ってみれば 老人会

 *妻タンゴ 息子はスノボ 俺メタボ

 *このオレに あたたかいのは 便座だけ

 *エロかわいい ほめたつもりが エロおやじ!!

 *「ご飯ある?」 「ツクレバアルケド」 「ならいいです…」

 *行き先を 告げず出掛ける ネコと妻

 *妻・子・俺 格差社会は 我が家にも

 *かけすてを 覚悟(かくご)で払う 教育費



3月16日が投票締め切り、今年は何が選ばれるやら?

がんばれ サラリーマン!!

合併

菜の花らぷそでぃ
406ba342.jpg2007・02・19

昨夜合併祝賀会及び記念講演会が開かれた。

中小企業同士の合併である。

合併も大企業だけの時代ではない。

今後中小企業でも、合併が多くなるだろう。

特に2007年問題は、サラリーマンだけの問題ではない。

中小企業経営者にも大きな問題だ。

今、中小企業にも大きな変化が求められている。

新会社の発展を願いたい。


記念講演のことを少し記したい。

山下惣一氏の講演で「日本における農業問題と企業経営の接点」が演題であった。

山下氏は農民作家である。

佐賀県において農業と暮らしの現場から、日本農業に提言を続けている。

演劇「菜の花らぷそでぃ」は山下氏の人生と執筆本を参考にして作られた。

「農業は環境を守る」、この言葉が耳から離れない。

農業は国家の「根幹」「食物自給率100%、環境の再生」を本気で考える国民を、育てる教育が必要か。

がんばれ ニッポン!!!

労働分配

労使交渉
abbf545c.jpg2007・02・15日経11面

トヨタが今春の労使交渉でボーナスを満額回答するようだ。

年間一時金は平均258万円。

賃上げは1000円前後。

中小企業には想像もつかない額だ。

社会全体の分配理論が大きく変わってきた。

当社も10年ほど前からボーナスを3回にした。

いわゆる決算賞与と言うやつだ。

9月が決算月のため、9月末に決算賞与を出す。

予想経常利益の3分の1を出している。

たとえば3千万円の経常利益が出そうであれば、1千万円の決算賞与、その為実際の経常利益は2千万円になる。

3分の1が労働分配、3分の1が税金、3分の1が社内留保と社員には説明している。

中小企業経営者の多くは、出来るだけ沢山の賃金を払いたいと思っていると思う。

しかし中小企業は払えないのが実情だ。

皆でがんばって少しでも多くの賃金を払いたいものだ。

がんばれ 中小企業そして労働者!!!

6カ国協議

核ミサイル
8e7b43de.jpg2007・02・14日経1・3面

6カ国協議の合意文書が採択された。



*初期段階(60日以内)

・北朝鮮

 寧辺の核施設放棄を目的に、稼動を停止・封印する

 国際原子力機関(IAEA)の監視・検証受け入れ

・5カ国

 5万トンの重油相当エネルギー支援開始

・30日以内に5作業部会の設置及び初会合を開く

 朝鮮半島非核化作業部会

 米朝国交正常化作業部会

  正常化の措置をとるための2国間協議

  テロ支援国家指定の解除作業開始

  敵国通商法の適用終了作業着手協議開始

 日朝国交正常化作業部会

  正常化の措置をとるための2国間協議

  拉致問題協議

  支援負担については日本を除く4カ国が公平負担とし、懸案進展により
  日本も参加

 経済・エネルギー協力作業部会

 北東アジアの平和・安全メカニズム作業部会

・3月19日の6カ国協議開催

*次の段階

・全ての核計画の申告

・再処理工場を含む全ての各施設の無能力化

・95万トンの重油相当エネルギー支援開始

・6カ国閣僚会議開催

日本は拉致問題が6カ国協議の枠組みに入れられ、立場が4カ国に理解されたとの立場。

新たな核開発には一定の歯止めを掛けられそうだが、既存の核への対応は先送り。

北朝鮮は既に6〜8個の核兵器を持っているとされ、核危機をいつでも演出できる。

合意文書の内容は、「終わりの始まりに過ぎない」とヒル次官補は評する。

5カ国と北朝鮮の解釈には違いがあり、これから本当の協議が始まる。

がんばれ 6カ国協議!!!

銀行の変化

コンビニATM
c455ecd5.jpg2007・02・12日経3面

コンビニATMの、利用手数料を無料にする動きが広がっている。

現在までに全国地銀の24行が、平日昼間の手数料を無料にしたようだ。

ゆうちょ銀行の発足や、大手銀行の攻勢への対抗策のようだが、地方銀行が変わろうとしていることは確かなようだ。

地方銀行では自前のATMに比べ、コンビニATMの方がコストがかからない。

現在ゆうちょATMも、採算に合わない地域の機器は撤去されているが、地方銀行が自前で設置したATMは縮小の傾向にあるようだ。

この部分でも地域格差が広がっているのか。

田舎は老人など弱者が多い、銀行業界で何らかの手段を講じてほしいものだ。

話は変わるが、今回当社の銀行借り入れにおける「連帯保証人」が不要になった。

中小企業において「連帯保証人が不要」なんて考えられない事だ。

長年の努力が実を結んだわけだが、実はこの取り組みは「中小企業家同友会」が取り組んでいた問題だ。

「金融アセスメント法制定運動」・この取り組みが確実に実を結び始めた。

我々は諦める事なくこれからも、この運動に取り組まなければならない。

銀行も変わる、中小企業も変わる、そして国民も変わっていく。

物事をプラス思考で考えていこう。

がんばれ 人間!!!


残業割増賃金

残業??
be88b7af.jpg2007・02・07日経1・5面

今国会で労働基準法改正案を提出し、残業割増率を上げるらしい。

新たな割増賃金制度は

1)1ヶ月の残業時間が45時間以下は、現行(25%以上)通り。

2)1ヶ月の残業時間が45時間超80時間以下は、今より引き上げる努力義務を課
  す。

3)大企業に限り1ヶ月の残業時間が80時間を超える場合、50%の割り増し。

4)中小企業(従業員300人以下)は施行後3年間の猶予期間を設け、経過を見て
  義務付けの是非・割増率の水準を検討する。

今回の改正案は長時間労働を是正し、国民に働きすぎをなくし豊かなライフワークを計画してもらうことが目的らしい。

この改正で目的が達成できればいいが、中小企業はそんなに簡単にはいかない。

まず中小企業労働者の賃金をもう少し上げる政策が先だろう。

話は少しずれるが、「4)」少々気になる。

経営者側から見れば意味は分かるが、労働者側から見れば少々話がおかしい。

大企業も中小企業も労働者は同じ、条件が企業規模で変わることには「違法性」がないだろうか。

今国会では「日本版ホワイトカラー・エグゼンプション」の先送りも決まったようだ。

これらの改正が本当に国民の為になるものであってほしいものだ。

がんばれ 国会!!!


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